不思議のダンジョン

シレ

メーカー:チュンソフト
機種:ニンテンドウ64
発売年月日:2000年9月27日
価格:6800円
ジャンル:RPG(ローグライク)


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ソフト 公式ガイド

サントラ

執筆: アルツ社長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム シナリオ 総合評価
8 8 7 8 9 10 8 90
プレイ時間…300〜400時間程度
※各項目は10点満点、総合評価は100点満点
良かですたい!
・ダンジョンのバリエーションが大きく増えた。特にエンディング後の追加ダンジョンは全く異なる戦略が要求されるので長期間に渡って新鮮な気分で楽しめるのが嬉しい。対戦モノに偏りがちなニンテンドウ64のゲームの中では抜群のボリュームを誇る。

・目玉の一つである、マゼルンという敵を利用しての「異種合成」(装備品に草の効果を付けるとか)。合成を行うにはマゼルンにアイテムを2種類投げる必要があり、その度に強くなり、倒して合成したアイテムを得るのが困難になるという、ハイリスクハイリターンな作りが面白い。ドキドキハラハラのスリルと合成したアイテムを手にした時の達成感がたまらんのだ。

・コテコテのギャグ路線のシナリオが展開するのは賛否ありそうだが、元からどこか狙った部分が多いシリーズだけに、わし的にはありだと思う。

・序盤のダンジョンの難易度が大きく下がったことで、敷居が低くなったのは注目すべき点。序盤ダンジョンの「城を建てる」という明確な目標ができたのもシリーズを遊んだことのない人に嬉しい要素ではないかと思う。

・難易度の面でも最初から飛ばしていた感のあるスーパーファミコン版に比べると幾分下げられ、シリーズ未経験者でも数回遊べばすぐに馴染むことができるであろう。
ダメですばい。
・新システム「印」は新要素と言うよりはただの制限でしかないような気が。武器・防具の合成の自由度が大きく下がってしまったのが残念。無茶苦茶な装備を自由に作れるのが面白かったのになぁ。特定のダンジョンで持ち込みなりの制限の仕方は他に何とでもなったと思うが。「印○個以上の装備は持ち込めない」とかね。腕輪が簡単に壊れるのも、制限方法としてはちょっと強引な気もする。

・3Dになり見た目で進化したのは良いとしても、レスポンスが重くなったのが残念。キャラの動きもカクカクしていて重い感じで、ちょっとよろしくない。

・攻撃を受けた際にアップになる演出は視界が狭くなるだけで必要性を感じない(もっとも、これはOFFにできるが)。
感想ですけん。
 多少見た目がかわいくなった風来のシレン第二弾。内容もしっかり進化して、ボリュームも抜群。難易度も多少まろやかになって間口が広くなったも良いですな。ドップリ楽しむことができる内容の作品と言えそうですな。オススメ。
 欠点の欄で挙げた点も長所に比べれば些細な点であり、難点らしい難点は他機種に移植されておらず現在遊ぶのが少々難しいところくらいか(カセットのバッテリーバックアップ用の電池ももう切れてる頃合いだしな)。

掲載日:2005年10月5日
更新日:2017年3月27日


執筆: こうちゃ関西営業所長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム シナリオ 総合評価
8 9 7 9 9 10 8 93
プレイ時間…1000時間程度
※各項目は10点満点、総合評価は100点満点
こ、これはどえりゃあすごいの!!
・チュートリアル周りがさらに親切になり、本編クリアまでは難易度が低めでシレン初心者でもプレイしやすくなった。

・異種合成やモンスターの壺等、本作でも様々な新システムが追加されたがどれもよく出来ている。おかげで戦略の幅も広まったのではないかと。

・キューピー人形のような愛らしい見た目になったシレン達が繰り広げる、優しい物語も必見。敵のデザインも同じく愛らしいので、心がほっこりする(高難易度ダンジョンだとそんな余裕は無いけど!)。

・装備品かけやもののけ王国等が追加されてコレクションが楽しくなった。シレンシリーズの例によってダンジョンの種類も増えているので、ボリュームもこれまでの作品よりさらに増えている。
あちゃあ〜。これはいかんの〜。
・前二作ではあったフェイの問題が無くなっている。詰め将棋のような面白さで、ふと気が向いた時に遊べて好きだったのに無くなったのは残念。

・本編クリアまでに城の材料を集めるために何度も低難易度のダンジョンに潜らなければならず、ゲームが上手い人だと最初は作業感が出てくるかも。

・レスポンスが悪く、動きが重い。慣れるまで一苦労する。
ほんじゃあ、感想じゃあ。
 自分の初シレンにして、自分が現時点で一番長くプレイしたであろう不思議のダンジョン系のゲーム。やはりボリュームがすごく、初シレンだった自分はこのゲームにドハマりした。

 今作からの新要素もよく出来ており、特にやり込み要素が明確に増えたのも嬉しかった。敷居の低さもあって、初めてのシレンが今作の人もどっぷりとハマる事が出来そう。

掲載日:2017年3月27日


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