がんばれゴエモン
ネオ桃山幕府のおどり
メーカー:コナミ
開発:KEC大阪
機種:ニンテンドウ64
発売年月日:1997年8月7日
価格:8900円
ジャンル:アクション(3D)
映像 | 音楽 | 快適性 &操作感 |
独自性 | 難易度・ バランス |
ボリューム | 総合評価 |
5 | 8 | 7 | 6 | 6 | 6 | 68 |
まァ凄い! |
・ゴエモン、エビス丸、サスケ、ヤエちゃんの4人のキャラクターを使い分ける楽しさがある。3Dアクションゲームで多数のキャラを使い分けるゲームって存在自体がまだ珍しかっただけに、かなりユニークで面白かった記憶がある。 ・ゴエモンインパクトは初の3D作品って事で相応に迫力あり。アホくさいノリも一層磨きがかかって無駄に豪華な感じになってるのも良い(この辺は好みが分かれそうな部分でもあるけど)。 ・このシリーズは緩い見た目に反して難易度がやたらあ高かったりするのが普通だが、このゲームは例外的にかなり簡単。全体的にペナルティが少なめでアクション慣れしてないプレイヤーでもそれほど苦労しないと思う。 |
あらイヤン。 |
・広大な3D空間にはイベント、障害物、敵キャラクターのいずれもが少なく、間延びした印象。難易度自体もかなり低めで退屈に思える場面が多い。淡々と移動するだけの時間が長過ぎる。 ・難易度自体は低めなのだが、初期の3Dアクションにありがちなカメラ等の不自由さやキャラの挙動の鈍さ・配慮の行き届かなさに起因するモッサリ感があるのは残念。 ・ニンテンドウ64のサードパーティ製のソフトに多い仕様だが、信頼性が高いとは言い難いコントローラパック(※やたらデータが消えやすい)が無いとセーブ不可能なのはやや不親切。 ・グラフィック自体は正直並レベルかな…。キャラの3Dモデルの造形も動きもどこか作り慣れてないせいか違和感のある部分が結構目立つの。 ・シリーズ伝統の2人同時プレイが出来なかったのが残念だった記憶がある(まぁ3Dアクションだと実現は結構ハードで、マリオシリーズなんかでもWiiとかWiiUの時代になってようやく達成してたりするくらいだが)。 |
感想なりけり。 |
がんばれゴエモンシリーズとしては初の3Dアクションという事で作り慣れてないせいか、操作性やバランス面など細かい部分で難点は多いが、コントローラパック必須って部分以外は一発目としては大きな欠点も無く、無難に遊べる内容にはなっているかな。シリーズ特有のアホくささとかは健在だし、無駄に豪華なBGM・デモも魅力的。 ゲームとしてのインパクトは正直『スーパーマリオ64』あたりと比べるとあんまり印象に残らんかった存在だが、緩く遊ぶ分には良く出来てる作品とは言えそうな。 |
掲載日:2007年11月19日
更新日:2017年12月9日
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