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ニンテンドウオールスター!
大乱闘スマッシュブラザーズ
メーカー:任天堂
開発:HAL研究所
機種:ニンテンドウ64
発売年月日:1999年1月21日
価格:5800円
ジャンル:アクション(2D・格闘)
映像 | 音楽 | 快適性 &操作感 |
独自性 | 難易度・ バランス |
ボリューム | 総合評価 |
6 | 8 | 8 | 10 | 8 | 6 | 86 |
良かですたい! |
・とにかく対戦が楽しい。挙動はもったり気味でクセはあるものの操作方法そのものはシンプルにまとめられており、技を出すのも方向+1ボタンで済み、複雑なコマンド入力の必要が無いため、初心者でもすぐ入り込める敷居の低さが素晴らしい。腕前のレベルが近い人が身近にいれば延々と遊べちゃう中毒度の高さがある。 ・ジャンルとしては格闘アクションの亜流と思うのだが、体力を削るのではなく、ダメージを与えて画面外に飛ばせば勝ちというシンプルなルールでとっつきは良い。まぁトップクラスともなると色々考えて遊ぶ必要もあろうが、大多数のユーザにとってはコンボ等を意識する必要もなく、この手のジャンルとしては遊びやすいのが長所。 ・腕前が離れた人同士の対戦でもゲームを繰り返すことで自動に攻撃の強さを調節する「オートハンデ」機能のおかげである程度緊迫した展開が楽しめるような配慮が嬉しい。 ・マリオ、ピカチュウ、カービィ、リンク…といった任天堂を代表するキャラクターが一同に集まってて見た目の面ではやたらと豪華なゲームである。ややスーパーマリオ系に参戦キャラクターが偏っている気もするが、お祭りのような雰囲気で他のゲームにはなかなかない華やかさがあるねぃ。それでいてキャラ頼りではなくしっかりした作りになっているあたり、隙が無いですな。人選自体も後の作品と違って純粋に知名度の高い主役級のキャラが揃っている点は良い。 |
ダメですばい。 |
・表示するキャラクターが多いためか1キャラあたりのポリゴン数が非常に少なく、グラフィック自体の質は同時期の64のゲームと比べてもそれほど高くはない。全体的に粗さが目立つ。 ・対戦に特化した作りになっており、1人用モードは非常に貧弱。コツコツとタイムや得点を伸ばすことにハマる人以外は正直かなり辛い内容かも。 ・対戦時のキャラの強さには若干格差がある。PKサンダー体当たりや投げ全般の性能が異常に強いネスや空中ジャンプで復帰しやすく動きにキレがあるカービィは強い印象。 《スコアに反映してないけど気になる点》 ・一部のキャラ(ルイージなど)のイメージが多少独自に味付けされており、オリジナルとかけ離れたものになっているのは賛否あるかも。スマブラならではの原作を無視した味付けがウケてしまったため、後の作品で一層暴走してしまったのが、個人的にはどうも好きになれん部分ではある。 |
感想じゃい。 |
任天堂のスターが繰り広げるドタバタなドリームマッチのデビュー作で、星のカービィと並ぶ桜井師範(桜井政博氏)の代表作の1つ。格闘アクションの亜流ながら手軽な複雑さがそれほど無いため、初心者でも入りやすいのが魅力。操作で殴り合い飛ばし合いの内容なのに殺伐とした雰囲気が無いのは任天堂のキャラならでは、といった感じかもしれんね。 始めのうちは大味なキャラゲーと感じられるかもしれんが実際のところはかなり細部まで作り込まれてる。1人でも遊べなくも無いが真価を発揮するのは2人以上で遊んだ時。ホント、止め時が見つからないゲームでしたなぁ。 |
掲載日:2005年1月16日
更新日:2021年9月7日
映像 | 音楽 | 快適性 &操作感 |
独自性 | 難易度・ バランス |
ボリューム | 総合評価 |
7 | 7 | 9 | 10 | 7 | 8 | 85 |
オッス!良いところっす! |
・ニンテンダーならお馴染みの任天堂のキャラクターが集まって戦うという華やかさとアツさがたまらない。参戦するキャラもマリオ勢が多めではあるがF-ZEROやMOTHER等、FCやSFC世代の星とも言えそうなところの任天堂キャラもキッチリ登場している。 ・当時流行りであった体力制が主の格ゲーとは大きく違い、相手を吹っ飛ばす事に重きを置いた独特のゲームシステムは極めて斬新。吹っ飛ばす時の快感もかなりあり、敷居が高いように見える格ゲーよりも親しみやすく面白いようになっている。 ・対戦での設定も様々なものが用意されており、ステージ選択はもちろんの事様々なルール変更やバトルに登場するアイテムのON、OFFや細かなハンデ等、遊び方に関してはキリが無いほど用意されている。 ・キャラクターの技や特徴も大きく、その場ごとに応じて細かく戦い方を変えていかねばならないので戦略やら何やらを考えていくのが楽しい。 |
オオッス!!ダメなところっす!! |
・キャラバランスはかなり大味であり、ゲームをガチに極めない限りは一部のキャラが強くなりすぎる。特にカービィやネスはある程度の腕前がないと、圧倒的に強く感じる事が多いんじゃないかと思われる。 ・原作ではなかった技や原作とは違うイメージの行動が少々目につくので、原作再現を求めていたりすると少し辛いものがある。 ・複数人で遊ぶ事前提で作られているようなゲームなので、一人で遊ぶのは少々辛いかもしれない。一人用のモードもあるし、一人でも遊べなくはないがこのゲームの真の面白さはやはり複数人での対戦にあるので…。 |
オオオッス!!!感想っす!!! |
今や任天堂の新しい顔として腰を据えてる『スマブラ』。様々なゲームのキャラが集まる、いわゆるお祭りゲーという物を世に大きく広める事ができたのはスマブラの功績が大きいのではないかと思う。爽快感あふれるゲーム性や友達とプレイするといつまでやっても盛り上がるようなシステムはまさにスマブラの最大の魅力である。 余談だが、今でこそ公式が『スマブラ』と呼んでいるので自分もそう呼んではいるが、昔は『大乱』と呼んでた事が多かった気がするのだが…。『大乱』の方が格好いい気がするのだが、どうなんだろうね。 |
掲載日:2016年4月18日
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