マリオアーティスト
ペイントスタジオ

メーカー:任天堂
開発:任天堂 情報開発部
機種:ニンテンドウ64(64DD専用)
発売年月日:1999年12月11日
価格:64DDに同梱(本体セットで30000円)
ジャンル:ツール(ペインティング)


かいたひと : アルツ社長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム 総合評価
57
プレイ時間・・・10時間程度
※映像~ボリュームは10点満点、総合は100点満点
よかよか。 いやはや、だめだっち。
・まぁ、基本的にはスーパーファミコンで出ていた「マリオペイント」の正統進化版と言ったところ。感覚的には当時のままの気分で遊べる。気楽さが最大の長所。当然ながら、ニンテンドウ64はスーパーファミコン以上の性能を持ってるので、ペンの種類が多いだとか、半透明処理ができるだとか、それ相応の進化は見て取れる。 ・まぁ、そもそも比べちゃあダメなんだろうけど、当時のPCの同系列のアプリケーションと比較しても機能の貧弱さが泣けてくる。マウス操作だからタブレットとかに比べるとどうしても操作に難があるのは否めんし・・・。簡略化されてる分、機能的に細かいところに手が届かないムズ痒さは随所で感じられる。やっぱこの手のソフトはPCにはかなわないよなあ、とも思ってみたり。あくまで気楽に楽しみたい方向け。・・・でも、そもそも64DDがライト層向けのハードじゃないから、誰に向けて作ったのか自体、よくわからない。出来上がってるし出すとアナウンスしたから義理で出した、と言われればそれまでだが。
The 感想
 スーパーファミコンの「マリオペイント」と比べれば相応の進化は見て取れるが、残念ながら感動するほどの内容でもなく、性能面でも機能面でも力不足感は否めず。入手した時期を差し引いても特筆すべき機能は見当たらない。真っ当なバージョンアップ版ではあるが、驚きは少ないかな。当初の計画通り、色んなソフトでこの「マリオアーティスト」で作った作品が活かせるのなら面白い試みだったんだろうけどねぇ。超・超マイナーハードの哀愁が随所に漂ってます。

掲載日:2011年2月28日

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マリオペイント (1992年・SFC)


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