パルスター
メーカー:SNK
開発:エイコム
機種:ネオジオ
発売年月日:1995年9月29日
価格:8800円
ジャンル:シューティング(横スクロール)
映像 | 音楽 | 快適性 &操作感 |
独自性 | 難易度・ バランス |
ボリューム | 総合評価 |
7 | 7 | 6 | 5 | 5 | 6 | 60 |
うむッ!良ひっ良ひぞッ!! |
・装備の種類が多く(効果が覚えにくいのは難点だが)色々使い分ける楽しさがある。ショットはかなり大胆に個性化されているので、どれを取るかで攻略法がガラリと変わる点は面白い。 ・この時期に出始めたCGレンダリングによるツヤツヤなグラフィックが味と言えそうな。バリバリのドット絵とはまた異なる絵的な特長というか個性にはなってるとは思う。 ・ゲーム開始時やステージ間のアニメデモの作りはやたらと凝っている。いかにも80〜90年代丸出しなキャラデザインが今となっては逆に新鮮に映ったりも(笑)。 |
ダメですなァ。 |
・ミスした際はその場で復活ではなく、一定のポイントに戻されての復活となるが、復活ポイントがやたらと少ない…と言うか間隔が広いせいで、ガッツリ戻されてゲンナリする事が多し。また、装備が全部剥がれてからの復帰が異常に難しく感じる。 ・バランス的にもガチっとパターン化する事を要求される覚えゲー的な色あいが濃く、少々窮屈な印象は否めないところか。総じて、90年台のシューティングにありがちなゲーム側が過剰にプレイヤーを殺しにかかる難易度で、覚えるべき事柄の多さと相まって敷居はかなり高い。 ・武装の種類がやたら多く、しかも「P」とか「R」とか「C」とか「N」とかパッと見で性能がサッパリ分からないアルファベット1文字のアイテム。ここは改善の余地は大いにあったと思う。デザインとしても味気ないしな。 ・ゲームシステムや敵の構成・攻撃方法やデザイン、更には覚えゲー的バランスや復帰の難しさなどなど、随所で『R-TYPE』の影がちらつく。名作ゆえにスタッフ側が意識しているのは間違いないとは思うが、もうちょっと独自性を出してくれても良かった気はする。 |
感想ナノダ。 |
ネオジオの性能&大容量を活かしてのCGツヤツヤグラフィックやアニメ風のデモが印象的なシューティング。内容としてはとにかく『R-TYPE』を強く意識した感じで、敵弾を打ち消すオプションを操作するのがキモとなるシステムやステージのデザインや細部のバランスまでかなりR-TYPEの影がちらつく。もっとも似てる事は似てるけど、味付け度合いなんかは結構違ったり、ドット絵全開のR-TYPEに対し、こちらパルスターはツヤツヤCGとアニメ調と雰囲気的には割と別物な部分も多いけども。 ただ、やっぱりこの時期のシューティングにありがちな、プレイヤーを過剰に振るい落とす鬼畜な難易度や過剰な覚えゲー色が強過ぎるのは惜しい。『コツコツ楽しむ』を飛び越えてもはや『苦行』の域に片足突っ込んじゃってるからなぁ。そういう意味では「ありがちでフツー」な内容と言えるのかも。コダワリも相応に感じる内容だが、総じて並レベルに留まってる作品な気もする。 |
掲載日:2016年4月4日
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