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ショックトルーパーズ セカンドスカッド
メーカー:ザウルス
機種:ネオジオ
発売年月日:1998年6月24日
定価:30000円
ジャンル:アクション(シューティング)


執筆: アルツ社長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム 総合評価
6 6 7 6 5 6 61
プレイ時間…10時間程度
※各項目は10点満点、総合評価は100点満点
良いのでゴワス。
・基本的なシステムは前作を踏襲しているが、乗り物に乗って豪快に戦う場面があるなど、敵を攻撃する爽快感の部分は向上していると思う。

・選べるキャラの人数自体は減ってしまったが、性能はかなり大胆に異なる(パラメータだけでなく攻撃方法自体が違ったりする)って点では、色々使う楽しみは上がったと思う。

・難易度自体はかなり上がってしまったが、アクションシューティングとしてはオーソドックスなスタイルで馴染みやすい点は変わらず。

・個人的にはちょっとクセが強くてあんま好きではないグラフィックの前作からの路線の変化だが(ドット絵路線→CGツヤツヤ路線)、キャラの動きの滑らかさ・パターン自体はかなりパワーアップしてるとは感じる。
悪いのでごじゃる。
・前作よりも難易度がかなりインフレ気味で手軽さが無くなってしまったのが残念。前作の割とユルく遊べるバランスが好きだったんだがなァ(もっとも、当時のアーケードゲームとしてはかなりユルめの難度であり、客の回転が悪いとか何かしらクレームがあったのかもしれんですケド)。

・グラフィックはかなり大きく印象が変わったが、CGっぽさ全開で変にツヤツヤしてたり色使いがどぎつかったりで、純粋なパワーアップとは言い難い感じに思える。敵の兵器とかも『R-TYPE』みたいに丸っこい曲線多用の現実に無さそうな奇抜なデザインのメカが多く、ちょっとクセは強いかなと。

・使い回しのデザインが多かった前作に比べると、ステージごとにしっかり作り込まれている反面、単純な物量だとスケールダウンした印象も…。
感想でござんす。
 縦スクロール型メタルスラッグとも言えたショックトルーパーズの第2作。

 基本的には前作を踏襲したシステム・ゲーム性だが、グラフィックがCGツヤツヤ+等身が丸っぽくなった事、ミリタリー路線からSF色が強くなった事で見た目の雰囲気自体はかなり変わった印象。

 わしの好みとしては前作のドット絵路線の方が好きだったんだが、まぁ他作品との差別化としてはコレはコレで良かったのかなぁ?ただ、難易度がかなり引き上げられており、前作にあった手軽さがあんま感じられなくなっちゃったのは、ヘタレな個人的には純粋にキツくなる一方で少々残念に思えたり。
 逆に言えば、「前作がヌルくて物足りなかった!」ってプレイヤーさんなら、フィットする可能性も大かもしれんですが。ツワモノのアーケードゲーマーが多かったネオジオの客層には本作の方が合ってるとは思いますけどもね…(笑)。

掲載日:2016年6月27日


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