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G-MODEアーカイブス+
怒首領蜂大往生DX

メーカー:ジー・モード
原作・開発:ケイブ
機種:ニンテンドースイッチ
発売年月日:2021年5月20日
価格:500円
ジャンル:シューティング


執筆: アルツ社長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム 総合評価
7 6 8 6 7 6 69
プレイ時間…5〜6時間程度
※各項目は10点満点、総合評価は100点満点
最高ですがな。
・アーケード版を開発したケイブ社が自らガラケーに移植って事で、アーケードからガラケーっていうムチャな移植なハズなのに、案外しっかり弾幕シューティングになってた事は凄いと思う。シューティングとしてもしっかり爽快感が味わえる。

・ガラケーじゃなくてゲーム機のコントローラで遊べるので、テンキーで操作する必要があったガラケー版に比べると操作性は格段に上がっているとは思う。まぁこのゲームのガラケー版自体はは遊んだ事は無いんだが、昔のガラケーのアクションやシューティングとか全然思い通りに動かせずに遊べたモンじゃなかったんでゴリゴリの弾幕シューティングである本作だと余計に恩恵が大きいかなと。

・難易度設定の幅が広いので、自分の腕前に合わせて調整できるのは◎。
イカンぜよ。
・元から「ガラケーアプリの移植」とは銘打ってるけども、あくまでアーケード版じゃなくてガラケー版。元のアーケード版よりは相応に見た目や音はショボくはなっているんで、完全移植を遊びたい人向きではない。

・BGMはピコピコ音ながらしっかり聞けるアレンジになっていると思うが、効果音はちょっとショボく聞こえるかなーと言った感じ。
感想ですバイ。
 「アーケード→ガラケー」なるムチャ移植だったガラケー版『怒首領蜂大往生』の、更にスイッチさんへの移植となる作品。当時からして相当キツい低スペック機種への移植だったと思われるのだが、意外と言っては失礼だろーか、案外しっかりとしたアレンジ移植であり、画面を埋め尽くす弾幕はしっかり健在で、雰囲気は出ているかな、と(まぁ別に本作のアーケード版とかやり込んだワケでもナイんで、移植度云々に関しては判断できんけども)。この辺りはケイブ開発陣の技術力とかコダワリとか伺える所ではある。

 ただ、当時のガラケーのボタン(テンキー)で遊ぶアクション・シューティングゲームとか、操作性が劣悪過ぎてマトモに遊べなかった。今回の移植でようやくしっかり楽しめるようになったんじゃなかろーか。そういう点でも価値のある移植と言えそうな気がする。

掲載日:2022年10月18日


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