Mr.Shifty
メーカー:tiny Build Games
機種:ニンテンドースイッチ
発売年月日:2017年5月25日
価格:1480円
ジャンル:アクション


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執筆: アルツ社長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム 総合評価
7 7 7 7 6 5 66
プレイ時間…5〜6時間程度
※各項目は10点満点、総合評価は100点満点
よひですぞ。
・見下ろし型全方向スクロールのアクションゲームで、ひたすら敵を倒してゴールを目指す内容。わしが好きだったスーパーファミコンの怪作『スマッシュTV』に近いかも。操作自体も攻撃(パンチ)と一定距離を移動するワープのみとごくシンプル。多少アクションゲームがニガテなプレイヤーさんでも操作周りで迷うことはまず無いハズ。バランス的には無双みたいにプレイヤー1人対敵多人数みたいな殴り合いではなく、どちらかと言えば巧く立ち回って敵を誘導して有利な状況を作って確実に敵を減らしていくタイプか。そういう意味ではステルスアクション風の色合いも濃い。

・海外産らしいアクの濃いデザインが味。アメコミ風のキャラがいかにもで、ベタなんだけどそれが良い。悪役なんかいかにも悪役だし、なんと申すか日本の時代劇的なお決まりの展開ってのがまた心地よかったり。シリーズ作品じゃないと思うけど、グラフィックのテイストには妙な安心感がある。

・効果音だとか軽快な操作性だとかに由来すると思われる"殴る爽快感"の部分の出来は良い。ここはアクションゲームとして純粋に気持ちいい。

・難易度が高い分、クリアできるとちょっと感動する。タイムアタック的な要素があるので、その気になればやり込みにも耐えうる作りとは思う。

・ナビゲーターのニュクスが毒舌&いかにも頭脳派な見た目に反して結構アホなギャップが面白い。
だめですなァ
・難易度はかなり高め。初見殺し的な配置のギミックや敵も多い。また、画面外から遠距離の銃弾・バズーカを撃ち込んで来る敵も多く、覚えゲー的な色合いが濃いのも好みが分かれそうな部分ではある。

・終盤はただでさえ高い難易度が更にインフレして、アクションが苦手なわしには少々キツい。リトライポイントの間隔がかなり開いてる場面も多く、あんまり救済措置になってない部分も多い気はする。

・同じステージのエリア間の移動など、細かいロードが多いのは×。また、結構頻繁に処理落ちするのがキツい(酷いと誇張抜きで一瞬ゲームが止まる)。敵の攻撃で一発死なゲームなんで、突如処理落ちしてそれが原因でミスすると結構腹が立つ。

・DL専売のゲームらしく、クリアするだけなら2〜3時間で済んでしまうので、ボリューム自体はそれほどでもない。

・終盤ステージでエラーが発生してソフトが強制終了する事数回。難易度が高くクリアするのに非常に苦労したのに、またそのステージの頭からやり直す羽目になり、ちと憤慨。上述の処理落ち共々、なんとかならんもんでしょーか…。
感想じゃ。
 いかにも洋ゲー的な作り。そんで難易度もいかにも洋ゲー的でかなり高め。シナリオやらテキスト部分やら、微妙にシュールでアホくさい雰囲気があるのも好み。
 最近だと海外のゲームでも結構まろやかなバランスの物があったりするけど、このゲームの場合はリトライポイントが多数用意されとる分、まぁ良くも悪くも「死んで覚えろ」的な漢くさい内容にはなってると思う。万人受けする内容とは思わんが、高難度のゲームを好むプレイヤーさんとかレトロ時代の古典的な洋ゲー好きの人なんかだとより楽しめる内容とは思いますぞ。

掲載日:2018年1月23日


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