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ピクロスS
CAPCOM CLASSICS edition

メーカー:ジュピター
機種:ニンテンドースイッチ
発売年月日:2025年11月27日
価格:1800円
ジャンル:パズル


執筆: アルツ社長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム 総合評価
7 6 8 6 7 7 67
プレイ時間…25〜30時間程度
※各項目は10点満点、総合評価は100点満点
良いで。最高やな!
・根っこ部分はいつものジュピターピクロス。内容・バランスは大安定だし、問題のクオリティも高い安心して楽しめて懐かしさも味わえるゲームと言えるかと。

・ドットのバリエーションが多めで似たようなプレイ感覚の問題が少なめなのは良かったと思う(過去のコラボピクロスだと似た感じの塗りの問題が極端に多いものとかもあった)。

・値上げは痛いけども、比較的安価帯の作品としては長時間遊べるのは変わらず。
まじか。そらアカンで。
・懐かしのグラフィック&サウンドなのは嬉しいが、無印版ピクロスと比べると思考ゲーム向けの落ち着いた曲でなくガンガン主旋律が強調された強めの曲なんで、少々うるさく感じる事も。

・タイムアタックモードは追加されているのだが、セガ・ナムココラボ版ピクロスと比較すると値段が一気に1.5倍に値上げされてしまったのは痛い。いくら物価インフレ傾向が強いって言っても、オマケモードの追加だけで1.5倍ってのは、オトク感って面ではどうしても見劣りするのは否めんかな。

・派生作の『ロジアートグリモア』の時も思ったんだが、カラーピクロスのパズルの数字部分、UIで塗ったかまだ塗ってないかの判別が付きづらい箇所があるのがモーレツに気になる。元来ジュピター社ってこういう快適さ部分で外す事って少なかったと思うんだが…。

<スコアには反映してないけど気になる点>
・セガとかナムコ版ピクロスの時も思ったのだが、半分くらいしかネタが分かんなくて自分の知識の浅さを痛感する内容だったり…(苦笑)。個人的にはもうちょっと年代の幅を広げてくれた方が嬉しかった気も(2000年前後、PS1・サターンとか辺りまで)。
いっちょ感想やで、おやっさん。
 セガやナムコに続く、ゲームメーカコラボ版のピクロスの新作。SNK版と同時発売。

 ベースはSwitchで出ているピクロスSシリーズを基にしており、操作性やバランス部分はいつも通り良好。
 一方、オマケモード(=タイムアタック)がちょっと加わった程度でお値段が一気に1.5倍に値上げされていて、新鮮味が無いのにオトク感が下がってしまった感じなのは痛い。インタフェース部分で見づらい箇所もある点、ちょっと題材の年代が狭くて古すぎる(=ファミコン〜スーファミ期だけでソレ以降のゲームの問題は無い)のも個人的には残念。

 まぁシステム部分の作りやゲームバランスなどの内容自体は安定していて、しっかり楽しめる良作の域にはある。過去のピクロス作品が好きだった人なら問題無く遊べるゲームにはなってると思いますけどもね。

掲載日:2025年12月9日


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