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ポッ拳POKKEN TOURNAMENT DX
メーカー:ポケモン
開発:バンダイナムコエンターテインメント
機種:ニンテンドースイッチ
発売年月日:2017年9月22日
価格:5980円
ジャンル:アクション(3D格闘)


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カートリッジ DL版

ホリ・ポッ拳コントローラ

執筆: アルツ社長  (プチレビュー)

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム 総合評価
7 7 7 6 7 6 68
プレイ時間…4〜5時間程度
※各項目は10点満点、総合評価は100点満点
ピカピーカァ!(良いであろう!)
・3Dの格闘ゲームってのはどうしても複雑化しやすく敷居も高いように思えるが、システムが極力シンプルにデザインされており、(あくまでこの手のジャンルにしては…であって手軽とも言い難いが)そこそことっつきやすいよう配慮はされていると思う。

・技の多くがボタン1つ、もしくは2つの同時押し程度で出るため、複雑なコマンドを覚える必要が無いって意味でも敷居は低め。わしとしては格闘ゲームの技のコマンドって直感的ではないよなーって日頃から感じてるんで、このゲームみたいに「技を出すのでは苦労は無い」程度の方が有り難い。

・登場するポケモンはそれほど多くはないが、個性付けはハッキリしており、それでいて極端に強いor弱いもそれほど無さげ…って意味ではここもしっかり作られている印象。
ピーカァ…(ダメだと思うの)
・多少システムがシンプル寄りだったり配慮がある事はあるのだが、根っこの部分は「覚える」+「反射神経」勝負の格闘ゲームそのまんまであり、格闘ゲームを好んで遊ぶプレイヤーには敷居が低く見えても、普段格闘ゲームをやらんわしみたいな人間に対してもそうかって言うと、正直な所、ビミョーに思えたり。

・格闘ゲームっていうジャンルである事、1対1である事など、残酷なまでに実力差がハッキリ出やすい関係上、オンでテキトーに戦ってみても勝てるくらいは甘くは無い様子。すなわち、完全にシステム・挙動を把握し思い通りに動かせるまではひたすらボコボコにされ続けるワケで、ここは従来型の格闘ゲーム以外の何物でも無いなーと。

・数百種類もいるポケモンの内、本作に出てくるのは精々20〜30種類であり、数の上ではどうしても不満も(まぁ数百とかをモデルから作って個性を付けた上で全部登場させ――みたいなのが絶対ムリってのは素人目にも分かるんで、ここは仕方ない部分ではあるが)。
ピー、ピカチュ〜(感想である)
 バンダイナムコの鉄拳シリーズの開発チームが手掛ける、ポケモンのキャラを使った格闘ゲーム。スイッチさんオンラインのタダ飯キャンペーンでDL出来たんで、少々遊んでみた次第。

 遊んだ印象はわしン中ではどっちかって言うと『鉄拳』よりは『ソウルキャリバー』に近い感じ(見た目は全然別物だけどな)。「鉄拳のエンジンにポケモンのキャラを載っけました」程度ではなく、しっかり1からシステムが構築されとる感じであり、それでいてそこそこバランスも取れてるように思えるって点では良く出来てんのかな。

 ただ、多少配慮は見られるとは言えど、結局の所は「コンボ重視」・「反射神経勝負」になっちまうって意味ではジャンル自体の限界とかも覚えるし、プレイヤーの好みの壁とか超える内容でもないかなーと。そういう意味では少々残念にも思えたり。

 脳ミソも反射神経も持たないわしみたいな人間でも楽しいって思える格闘ゲームとか、出たら凄いと思うんですが、どっか作ってくれんもんですかね?(←また他力本願なわし)

掲載日:2020年8月4日


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