縮緬遊戯堂 > レビューランド > ニンテンドースイッチ > SEGAAGES バーチャレーシング

SEGAAGES バーチャレーシング
メーカー:セガゲームス
機種:ニンテンドースイッチ
発売年月日:2019年4月25日
価格:999円
ジャンル:レース


執筆: アルツ社長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム 総合評価
8 6 9 7 6 6 74
プレイ時間…15〜20時間程度
※各項目は10点満点、総合評価は100点満点
良いのでありんす。
・移植度は過去のモノ(メガドライブ・サターン・PS2)と比べても抜群に良い!……って待てよ?わしゃそもそもアーケード版とか生涯で数回しか遊んだ事が無いので、移植度云々は別に語れんよな(苦笑)。でもまぁ、「昔のグラのイメージを崩さずに今に復活させる」って意味で良い移植なのは確か。無機質なポリゴンのグラフィックながらもどこかクールでカッチョイイってのは伝わって来るしな。

・移植元のアーケード版が毎秒30フレームだったのに対し、こちらは倍の60フレームを実現。滑らかなグラフィックを堪能できる。

・オンラインのランキング機能が充実していて、巧い人のゴーストをダウンロードして走りを見る事ができるのが良い。

・一緒に遊ぶ人がおらんので別に試しちゃいないんだが、8人まで同時対戦できるってのはネタモードとしては面白い。まぁ携帯モードで遊ぶにゃ向かんだろうけどもな。
駄目なのでやんす。
・追加要素のあった家庭用ゲーム機への移植(メガドライブ版・32X・サターン版)等と異なり、ほぼ純粋なアーケード版の移植って事で、それら移植版であった追加のコースとかマシンは今回は一切無いのが残念。マシンは1種類だけ、コースは3つのみで、ボリューム的には過去の家庭用の移植版より劣るのは否めんところ。

・レース中のBGMはチェックポイントを過ぎた時の効果音程度であり、ちょっと寂しい。
感想でござーい。
 ニンテンドー3DSで発表されていたが、結局スペック等の関係で流れてスイッチさんでの発売に。裸眼立体視は無くなってしまったものの、性能に余裕のある機種での発売ってだけに見た目も手触りも過去の移植よりも段違いに良い。ツヤツヤのポリゴンが21世紀の現在では逆にカッチョイイと申すか、ユニークさに繋がっとると思うし、オンラインのランキングや、そのランキングから個別のユーザさんのゴーストのDLも可能だったり、充実の作り。一方、アーケード版の忠実な移植って事で、過去の移植で見られたコースやマシンの追加要素はバッサリとカット。ボリューム面ではやや不満も。そこも網羅できてりゃもっと満足できたろうになァって意味では惜しい気も。

掲載日:2019年11月5日
更新日:2024年1月23日


シリーズ別一覧:SEGAAGES

縮緬遊戯堂 > レビューランド > ニンテンドースイッチ > SEGAAGES バーチャレーシング