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サーカスライド
メーカー:ユニポストオブジャパン
機種:PCエンジン
発売年月日:1991年4月6日
価格:5400円
ジャンル:アクション(パズル)


執筆: アルツ社長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム 総合評価
5 5 4 6 5 5 50
プレイ時間…2〜3時間程度
※各項目は10点満点、総合評価は100点満点
良ひ!良ひぞ!!
・一画面に収まるパズル要素の強いアクションゲーム…って事で、どちらかと言えばパズル要素の方が強め。

・↓で挙げたやたら可愛くない変にグロいキャラクターなんかは、まぁこれはこれで味があるのも確か。こんなストレートに虫である事を強調するゲームってあんま無いしな…(苦笑)。ドットの描き込み自体はキャラも背景もちんまいながら結構細やかだったりはする。
イカンぞな。
・自機の動きが歩くにせよ食べるにせよみんなトロくさくもっさり挙動。動かしていてあんま爽快感とか感じないかも。それでいて最初の方以外だと敵も結構なトリッキーかつ素早い動きでひょいひょい動く。んー、なんか理不尽に思えたり……。

・90年台のゲームとしてはゲーム内での説明らしい説明が無いし、説明書にも説明らしい説明が無い。ギミックとかどういった動かし方をするかとか、敵がどう動くかとか、全部プレイヤーが手探りで探さなきゃならんのが良くも悪くも前時代的で不親切。

・登場するキャラクターがちょっとグロめ。自機であるカメレオンもそんな可愛いとは思えんし、敵はゴキブリくさいのとかイモムシとか全体的にデフォルメされてない系の虫丸出しの描写なんで、苦手な人はとことんダメそうな雰囲気ではある。

・背景とか描き込みが細かい分、ちょっと視認性の部分が犠牲になってる印象あり。

・BGMはピロピロと安っぽい電子音って感じで耳障りに思える部分も。あんま品質的に優れているとは言い難いかも。
感想であーる。
 「書店でのみ販売」なる特異な売り方のせいかレアモノとしてプレミア価格が付いてたりするアクションパズルゲーム。

 で、そんな高い値段とか出すだけの面白さがあるか?…って言われると正直なところビミョーだったり。まぁわしゃ中古屋のジャンクコーナーに混ざってるのを発掘して格安で買ったから別に痛くも痒くも無いんだが、万単位とか出すゲームでも無いな、って感じではあった。「珍しい」=「面白い」とは限らんようで……(笑)。

掲載日:2019年4月2日


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