Mr.HELIの大冒険
メーカー:アイレム
機種:PCエンジン
発売年月日:1989年12月1日
価格:6700円
ジャンル:シューティング(2D)


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WiiU-VC版 ニンテンドープリペ

執筆: アルツ社長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム 総合評価
7 6 5 7 5 6 60
プレイ時間…7〜8時間程度
※各項目は10点満点、総合評価は100点満点
良かですたい!
・横方向や上方向にデフォルトで攻撃可能なスタイルはなかなか新鮮だったりする。昔のシューティングにしては珍しく、地形に当たってもミスにならず、歩行時のみ使える下方向へのボムなどのその形態ならでは攻撃方法があるのもユニークではある。

・ステージごとの見た目のメリハリが効いてて視覚的に楽しめるのは良し。
ダメですばい。
・自機の移動が遅い上にやたらと当たり判定がでかいため、敵の猛攻を避けるのが辛い。難易度の高さが移動の不自由や判定の厳しさに拠るものだったりするので余計キツい。

・アーケード版よりだいぶユルくなってるらしいんだが、それでも十分過ぎる程のオニ難度。1面は普通に遊べるのだが、そこを超えると途端に難易度が上がる。これに地形に挟まれると一発死亡の強制スクロール面が組み合わさるともう泣きそうな難易度に。昔のシューティングとして特別難しい域でも無いが、やっぱこのユーザを突き放す高難易度はキツいものがある。一旦ミスすると復帰が困難なのも、もうちょい手加減してほしかった部分でもあり。

・パワーアップアイテムを取り続けると敵の強さまで飛躍的に上がってしまう罠になってるのは意地悪だとは思う。
感想ですけん。
 アイレムシューティングにセガから出ていたファンタジーゾーン要素を組み合わせたような内容。ポップな雰囲気や全方向に攻撃できるスタイルはユニークで面白い。ただし、パッと見で斬新な要素が結構ある割にはプレイ感覚は割と普通。爽快感自体はそこそこ止まりでシューティングとしては凡作の域に留まってる感も。難易度自体はこの時期のシューティング通り、割と極悪難度なのはキツかった(アーケード版よりユルいらしいがやった事ないので比較はできん)。

掲載日:2016年10月10日


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