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ビブリボン
メーカー:ソニーコンピュータエンタテイメント
機種:プレイステーション
発売年月日:1999年12月9日
価格:4800円
ジャンル:アクション(音ゲー)


執筆: アルツ社長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム 総合評価
7 6 6 7 5 6 61
プレイ時間…5〜6時間程度
※各項目は10点満点、総合評価は100点満点
グッドですじゃ。
・一見、奇抜でとっつきが悪そうに見えるが、内容はオーソドックスな音ゲーなので遊びやすい。

・手持ちのCDを入れることでオリジナルステージを楽しめる工夫があるのは◎。ボリュームの無さをカバーする方法として面白い。

・PS1のゲームながら白黒のワイヤーフレーム風のグラフィックでゲーム全体が統一されている。個人的にはPS1とか64世代のポリゴンって汚く感じてしまうのだが、本作の場合は逆に古さを感じない魅力がある。
ぶーぶーじゃ。
・ステージによる変化に乏しく、内容がワンパターンな気がするのが残念。もう少しバリエーションがあれば良かったのだが。

・CDで生成されるステージにしても機械的に処理された味気ないとかバランスがアバウトな内容だったりして、結局は飽きやすい難点も。
感想なり。
 オーソドックスな音ゲースタイルであり、ぱっと見ほどの斬新さは無いと思うが、手持ちのCDでオリジナルステージを楽しめるのが面白い点。
 内容の単調さが少々気になったが、昔のSCEらしい尖った作風で、ユニークと言えばユニークでもある。気になった方遊んでみるのもアリでしょう。今ならその辺の中古屋等で200円くらいで売っとるしね。

掲載日:2009年8月31日
更新日:2021年6月1日


執筆: こうちゃ関西営業所長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム 総合評価
7 7 7 9 5 5 62
プレイ時間…10時間程度
※各項目は10点満点、総合評価は100点満点
サイコー!ダヨ!
・操作方法はシンプルで両手の親指と人差し指、それぞれ一本ずつに対応する4つのボタンしか使わないので最初はかなり取っ付きやすい。高難易度の曲になるとかなり難しくなってくるんだけども、全体的には敷居の低いリズムアクションゲームかと。

・このゲームの大きな売りの一つとして、音楽CDを入れると自動で譜面を作成してくれるという機能があり。文字通り『どんな音楽CDでも』オリジナルの譜面を自動生成してその曲に合わせてプレイ出来るので、音楽CDさえあれば理論上は遊びのバリエーションがとても豊富になる、というのは凄い試みだったと思う。

・真っ暗な背景にワイヤーフレームによる白い線を基調に構築されたグラフィックはかなり独特で、妙な奥ゆかしさがある。唯一の登場人物、ビブリちゃんも物凄く単純なデザインのはずなのに、ワイヤーフレームによる動きの躍動感や合成音声による独特の喋り方に妙な魅力を感じられた。

・ゲーム全体のロード時間や譜面の自動生成速度はそこそこ早くて快適。
ウワー!ダメダヨー!
・自動生成される譜面はしっかり作られる物もある反面、原曲と比べると微妙にテンポがズレてる物が作られる事が多く、そこまで精度は高くないように感じた。自動生成では譜面の難易度の調整も出来ないので、自由ではあるものの常に快適に楽しめるとは言い難い。

・音楽CDをあまり持ってない場合は遊べる曲に限りがあるので、かなりボリューム不足気味に。音楽CDを持っていても基本的にはこのシンプルなゲームモードくらいしか用意されてないので、意欲的に楽しもうとしないと飽きるのもかなり早いと思われる。
コメント ダッテサ!
 なんとも雰囲気ゲーのようであり、奇ゲーのようでもあり…。個人的には曲の自動生成云々よりもこの独特のゲームグラフィックの方を求めて買ったので、そこまで音ゲーとしてのクオリティを求めてはいなかったものの、折角なので色々と試してみました。

 著名なロックバンドのQUEENの曲で幾つか試してみたところ、ビートがハッキリしてる『We Will Rock You』等は明らかに難しかったり、やや静かめな曲なはずの『Killer Queen』は意外と難しく、かと思えば『Don't Stop Me Now』はテンポが早いのに意外と簡単だったり、かなり予測不可能な譜面が作られるので最初は楽しい。なんなら英語の学習ディスクや落語のディスクを入れても譜面を作ってくれたので(笑)、こういった形で意欲的に色々な曲を試そうとする好奇心旺盛な方ならかなり楽しめるかもしれない。

 しかしこのゲーム、プレイステーションストアからPS3へインストールしたところ、容量がたったの26MBしかなかったのは何かの間違いかとかなり驚いた。シンプルさ故のこの容量の少なさなんだろうけど、いずれにせよ不思議なゲームでしたネ〜〜…と。

掲載日:2021年6月1日


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