花札リアル3D
メーカー:ポニーキャニオン
機種:プレイステーション
発売年月日:1998年12月10日
価格:4800円
ジャンル:カードゲーム(花札)


かいたひと : アルツ社長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム 総合評価
44
プレイ時間・・・3〜4時間程度
※映像〜ボリュームは10点満点、総合は100点満点
よかですたい。 だめですばい。
・うんまあ、普通に花札として遊べる内容。一応、ルール設定とかも細かく出来るから、ローカルルールにもある程度対応できるね。 ・パッケージを見る分にはどの辺が『リアル3D』なのかサッパリ判らんのだが、やってみれば一応分かる。花札自体がポリゴンで出来てるのね・・・。とは言っても所詮は札、2ポリゴン(三角形×2)にテクスチャ貼ってるだけだからあんまり恩恵が無い気がするが。んでもって、恩恵が無い上に、斜め上からの俯瞰視点になってるせいで札の柄が微妙に判別し辛いのが困る。藤と萩の区別が微妙に付けづらいとかね。ま、3Dだからって勝手に札から飛び出る絵本みたいに絵がボーンと出てきてもびっくりするし、まあいいか。

・他の花札ゲームには無い長所が特に見当たらない割には欠点はハッキリしてる。テレビゲームの花札だと現在取れる札(同じ柄のやつ)とか光るとかカーソル出るとかでオートで知らせてくれるのに、このゲーム、それが無い。んで、現在取った札とか見たい時に見れないから、次何取ろうか手札見て再確認しよう!・・・とかできないのが謎。おいおい、不親切過ぎるぞ!!

・アーケードモード。どんなモードなのか取説も読まずに始める。十二月遊べば終わるのかと思いきや一向に終わらず。どうやら自分の持ち点がゼロになるまで終わらん様子。この時のCOMは別に強くもナントモないため、月見酒とか三光とか割かし狙いやすい役をコツコツ作ってコマコマと稼げばいつになっても終わりやしない。ちなみに途中経過セーブなんて軟派な機能は備えていない様子。おいおいおい、いい加減すぎるぞ!!
感想じゃ
 花札のゲームだから普通に花札として遊べる・・・んだが、どうも作りが古いと言うか不親切なんだよな。1500円で同ジャンルのソフトが溢れていた時期に強気の5000円で発売したソフトなんだが、内容は1500円のものと変わらんと言うのがチト泣ける。遊べなくはないが、それは花札と言うゲーム自体が面白いのであって、このゲームの発明ではない。んー、他のソフトの3倍超の値段で売るには、もうちょっと工夫が必要だと思うよ、いろいろ。

掲載日:2011年8月29日


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