Kitty the Kool !! カブキでたのしくおどってね!
メーカー:イマジニア
機種:プレイステーション
発売年月日:1998年11月26日
価格:4800円
ジャンル:アクション(音ゲー)
映像 | 音楽 | 快適性 &操作感 |
独自性 | 難易度・ バランス |
ボリューム | 総合評価 |
5 | 6 | 2 | 2 | 0 | 1 | 22 |
良かですたい! |
・見た目だけはそこそこ綺麗。ムービーも思ったより違和感は無い。和風のBGMに関しても思ったよりはしっくり来る作りではある。 ・キティちゃんと歌舞伎っていうあまりのこっぴどい組み合わせについては笑える部分ではある。 ・声優だけは妙に豪華(ゲーム部分にプラスになってるかは、やっぱ微妙)。 |
ダメですばい。 |
・音ゲーとして体をなしていない。ボタン入力の判定が異常に厳しく、また画面タイミング下端のゲージを凝視していないと話にならないため、画面上半分に描かれたキティちゃんを見ている余裕は全く無い。また、タイミングが少しでもずれると曲そのもののテンポが早くなったり遅くなったりして一層のミスを誘うため、立ち直るのがほぼ不可能。一方で崩れずに乗り切れればアッサリクリアできたりするため難易度が両極端、そして何より理不尽で適度なバランスで遊べる部分が無いという。 ・明らかに説明不足で直感的に遊べる内容から程遠く、ターゲットであろう幼児・女児はこれじゃクリアできっこない。クリアどころか楽しいとすら思えんような。 ・説明書にボタンを『組み合わせてね!』とか書いてるけどさ、これ説明になってない。どう操作すればいいか分からんですやん。まぁ実際遊んでみたところ、表示されてるボタンなら何を押しても大丈夫な模様(ただし、同じボタンだけだと途端に判定が厳しくなるペナルティもある模様。なお、このペナルティについての言及もゲーム内でも取説内でも一切なし。 ・『キティ・ザ・クール』って『COOL』じゃなくて『KOOL』なのね、わし英語苦手だからナントモ言いかねるが、KOOLってどういう意味なんだか。 ・ザ・ゲイシャって感じで歌舞伎っぽいかって言われると実はそうでもない。白塗り(キティちゃん白いから)だからその点は歌舞伎の女形っぽいとも言えるが、別に白塗りなら芸者でも舞妓でも当てはまるし、衣装なんかモロにそっち系だし。 ・曲が4曲しかない。ホントにそれ以外は何にもないボリュームのスカスカっぷり。これで4800円ってのも凄い話。 |
感想ですけん。 |
なんと申すか…いや…まぁ一言で言って『これはひどい!!』これに尽きる(苦笑)。 歌舞伎×キティちゃんっていうカオスな組み合わせに関して笑える部分はあるけど、ゲームのしての作りはお粗末の一言で少しも笑えなーい。質も量も全然だめー…なのが切ない。これじゃとてもじゃないが、カブキで楽しくおどれなーい(泣 |
掲載日:2015年6月15日
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