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みんなのGOLF
メーカー:ソニーコンピュータエンターテイメント
開発:キャメロット
機種:プレイステーション
発売年月日:1997年7月17日
価格:5800円
ジャンル:スポーツ(ゴルフ)


執筆: アルツ社長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム 総合評価
7 7 8 8 7 7 76
プレイ時間…30〜40時間程度
※各項目は10点満点、総合評価は100点満点
よっす。最高ですがな!
・システム的にはファミコンの『ゴルフ』〜『マリオオープンゴルフ』の任天堂ゴルフゲーム系(ショット開始時・パワー決定・インパクト時にタイミングよくボタンを押すタイプのゴルフゲーム)の上に乗っかったシステムではあるが、より分かりやすく、易しい方向に進化している(カメラが充実し落とし所を定めやすい、タイミングが多少ずれてもある程度真っ直ぐに球を打てるように作られている等)。幅広い層の人が遊べる内容になっているのが嬉しい。

・プレイステーション中期あたりのゲームにしてはロードは短めな方か。それほど頻繁に読み込みが入るわけでは無いので、「ロードが長くてストレスが――」ってならない点は◎(ってか、続編と比べロードは明確に短いし)。
おーの、イカンぜよ。
・このシリーズではよく見掛けるが、中盤以降のCOMはプレイヤーに負けそうになると不自然にチップインを連発したりする事が多いのがインチキ臭い。「ウソッ!?」ってくらい頻繁に長距離カップインを連発するんで、リードしてる場面からインチキカップインで負けたりすると、すんごいモチベーションが下がる。どーも、プレイヤーに対しての手加減の仕方がヘタなのよね…。

・『2』以降と比べるとキャラクターのデザインは特徴が少なく野暮ったいデザインが多めでやや没個性的。この辺はまだスタッフ側がこなれていないってのはあるのかも。
感想じゃぞ。
 プレイステーションを代表するゴルフゲームに育った『みんなのGOLF』シリーズの第1作目。
 わしとしては、「売れてるし安いから買ってみよう」という感じでブームに便乗して久しぶりにはまったゴルフゲーム。このジャンルのソフトでやり込んだのはスーパーファミコン『スーパーバーディラッシュ』以来だったり。

 ゴルフゲームと言えば、「リアルなグラフィック表現!」とか「実在のホールを収録し――」みたいな宣伝文句のソフトが多かったが、このゲームの場合、リアルさではなく手軽さを重視していた点が斬新ではあった。操作面でもグラフィックのデザインでも馴染みやすい出来で、ゴルフゲームのとっつきの悪さを取っ払ったって意味で先駆者な存在だったかと(それだけに、最近のみんGOLシリーズは高難度化が進み、当初の良さが無くなって来たように思われるのが残念だったりする)。

掲載日:2007年9月25日
更新日:2021年1月5日


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