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Neo ATLAS II
ネオアトラス2

メーカー:アートディンク
開発:Flip Flop
機種:プレイステーション
発売年月日:1999年9月2日
価格:5800円
ジャンル:シミュレーション


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PS1 ベスト版

ついでに地球儀でもどうぞ。

執筆: アルツ社長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム シナリオ 総合評価
7 8 8 8 9 9 8 87
プレイ時間…70〜80時間程度
※各項目は10点満点、総合評価は100点満点
おお、コリャ良いカンジですぞ!
・スクロールがやや重かったマップのグラフィックだが、今作はかなり改善。軽快にキビキビ動くようになったのは大きな改善点と言える。

・ゲーム開始直後から割とポーンと放り投げられた前作と比べると、今回の序盤はチュートリアルも兼ねており、ある程度道に沿ってやるべきことを教えてくれる。初心者に優しくなったのは良い。ナビゲート役の執事ミゲルも(オッサンなのに)相変わらずかわいい。

・ランダムで地形が変わるため、遊ぶたびに多少異なった展開になるのが面白い。少しずつ船を立派にして航行可能な距離を伸ばして徐々に足場を固め、新大陸を見つけて行く快感が良い。あえて提督の報告を却下し続けて変なに地形を作り、強引に海峡を作ったりしてみるのも楽しい。

・戦闘イベント発生頻度が下がったおかげで、よりゆったり遊べるようになっている。
おっとなんか微妙ですな…。
・随所にグレードアップ感はあるものの、基本的には前作からの改善版・完全版の域に留まってる感じであり、今回から加わった要素が少なく、正直な所、新鮮味はあまり感じない。

・物語には前作を遊んだことが前提になっている部分もある(ゴメス提督関連のエピソード等)。まぁシナリオ重視型のゲームではないのでそれほど不自由は無いが。
感想ですぞ。
 貿易をしながら資金をため、未知の大陸を求めて大航海を行い世界地図を作成していくシミュレーション『ネオアトラス』(レビューはこちら)の決定版的位置付けの作品。

 基本的には前作に沿った作りであり、それほど新鮮味は無い。ただ、前作よりも動作が非常に快適になり、バランス的にも遊びやすくなってる。以降の続編とかリメイクとかはスクロールやUIなど動作の軽快さが改悪されてたりタッチ操作の強制だとか半端な部分もあったりでビミョーなんで、完成度って意味ではこの『2』が俄然抜きん出た作り。グラフィックの美麗さとかで押してく内容のシリーズでもナイんで、現行機より劣るグラフィックも気にならない。未経験で気になる方は本作から遊んでみるのもオススメですぞ!

掲載日:2007年10月22日
更新日:2022年8月23日


執筆: こうちゃ関西営業所長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム シナリオ 総合評価
8 8 6 8 8 9 8 85
プレイ時間…100時間程度
※各項目は10点満点、総合評価は100点満点
やりましたね!ご主人様!(ミゲル風に)
・ネオアトラス独自の面白さや中毒性がたまらない。周回するたびに世界が大きく変わり、様々なイベントを用いて進めていく独自の面白さがとても楽しめる。

・ゲーム全体の挙動の重さが改善され、画面のスクロールやウィンドウを開く動きが滑らかに動くようになった。グラフィックも少し綺麗になり画面のジラつきも減って見やすくなっている。

・何より嬉しいのはチュートリアルの追加。ゲームシステムが複雑なゲームなので、親切に教えてもらうのは有り難かった。コミカルで可愛いオッサン執事のミゲルが丁寧に教えてくれるのも嬉しい。
ご主人様!まずいですぞ!(ミゲル風に)
・前作に比べれば挙動が良くはなってるものの、それでも動きはやや重い。慣れれば気にならない程度には収まっているが。

・『2』と銘打ってはいるものの、内容的にはほとんど前作のバージョンアップに止まっている。
では、感想をお聞きになりますか?(ミゲル風に)
 画期的なゲームシステムが面白かったものの、UI面などで問題がやや多かった初代ネオアトラスをさらに快適にプレイ出来るよう改良を加えた本作。自分が初めてネオアトラスシリーズに触れたのも本作からで、親切なチュートリアルには非常に助けられた。

 ネオアトラスシリーズではこの『2』を一番プレイしたと思う。初めてネオアトラスをプレイしたい人にはこの『2』がオススメ。自分だけの世界を発見する冒険がとても楽しめた。

掲載日:2019年1月9日


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