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R-TYPES
メーカー:アイレムソフトウェアエンジニアリング
機種:プレイステーション
発売年月日:1998年2月5日
価格:5800円
ジャンル:シューティング(2D・横スクロール)


執筆: アルツ社長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム 総合評価
6 7 7 7 6 8 68
プレイ時間…15~20時間程度
※各項目は10点満点、総合評価は100点満点
まじで最高である!
・画面の縦横比率の関係でちょっと見づらさはあるものの、アーケード版の『R-TYPE』、移植の機会に恵まれなかった続編の『R-TYPE II』(=スーファミの『スーパーR-TYPE』は完全移植とは言い難く、かなりアレンジされた内容だった)のカップリング移植で、ステージセレクトなどのオプションだとか設定資料集などのオマケ類も充実しているのが嬉しい。ファンアイテム、コレクターズアイテムも兼ねた充実ぶりだったと思う。

・ロードは光ディスクのゲームとしては短く、ほぼストレスを感じない。ゲーム起動時にやや待たされるくらいで、概ね読み込みナシで快適に遊べる。プレイの流れに水を差さない作りなのは◎。
ホアー、イカンなァ…。
・覚えゲー的なステージ構成で、『I』もその傾向はあるが、特に『II』側はその色合いが濃すぎて窮屈な印象。難易度自体が恐ろしく高い上に、作る側が想定する以外の動きをするだけでハメ殺される感じなんで、どうにもキツキツでしんどい。

・アーケード版の稼働から10年くらい経過してからの移植って事で、グラフィック・サウンド面では当時からしても「ちょっと懐かしい」って域(=やや古さを感じる)には入ってたカモしんない。
感想でござ~る。
 2D横スクロールシューティングの名作『R-TYPE』とその続編の『R-TYPE II』を収録したカップリング移植作品。

 『I』は色々なハードで移植されてきたが、『II』の移植はアレンジが施された『スーパーR-TYPE』くらいだったんで、オリジナルのアーケード版を待ってたユーザにはありがたい存在だったのかなーと思う(個人的には元のIIに思い入れが無いんで、マイルドで遊びやすくなってた『スーパー~』の方がずっと好きだけどね!)。
 ファミコン・PCエンジン・ゲームボーイ・スーファミといったハードよりも性能が上回るプレイステーションでの発売って事でアーケード版を画面比率以外はしっかり移植できてて、その上でオマケとして設定資料集とかもゲーム内に入ってて、ファンアイテムとしても良く出来た作りだったなァと。

掲載日:2024年12月3日


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