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SIMPLEキャラクター2000シリーズVol.07
一休さん THE クイズ
メーカー:バンダイ
開発:D3パブリッシャー、オー・パーツ
機種:プレイステーション
発売年月日:2002年3月28日
価格:2000円
ジャンル:クイズ
| 映像 | 音楽 | 快適性 &操作感 |
独自性 | 難易度・ バランス |
ボリューム | 総合評価 |
| 6 | 6 | 6 | 4 | 5 | 5 | 56 |
| 良いのである!! |
| ・一人用のステージはそれなりに多い。作りかけとか手抜きだとかが多かったSIMPLEシリーズのゲームの中ではそれなりに整った内容であり、普通に遊べるだけマシな部類とは言えなくもないか(笑)。 ・たまにとんち問題が混ざってるあたりは一休さんらしいと言えなくもない。 ・ロード時間にお決まりのセリフ「あわてないあわてない。一休み一休み」を持ってくる開き直り具合は良い。 |
| イカンのでゴワス!! |
| ・全体的に出題ジャンルに妙に偏りがあるが気になる。具体的にはF1、プロレス、芸能(映画・ドラマ)、カードゲーム、ボードゲーム、パチンコ・パチスロ、少年漫画の出題割合が高い。一休さんを題材にするなら「とんち問題」とか「昔のアニメ」「日本の歴史や地理」「仏教用語」あたりなど、もっと一休さんを題材にしたとか繋がりを感じられるとか、“らしさ”をアピールできる問題の比率を上げるべきだったのでは?中には発売元バンダイの自社製マイナーゲームのシステムについて答えさせられる場面もあり白ける。 ・バグ問題があった(同一選択肢が2つあり、そのうち一つが正解、一つが間違いといったもの。どう考えても理不尽である)。誤字脱字と見られる問題も少々。 ・一人用モードの個人問答の難易度設定が謎。道中の新右エ門(リベンジ2回目Ver.)を頂点に最終ボスである母上様へ向かって緩やかに簡単になっていく難度調整の意図が分からない。 ・イベントシーンになった途端、ボイスが無くなる。おまけに一休さん以外の登場人物に声が無いので安っぽさ全開(まぁこの辺は低予算のSIMPLEシリーズなんで仕方ないとも言えるが)。 |
| THE 感想。 |
| アニメ『一休さん』をメインキャラに据えた、出題傾向が偏ったクイズゲーム。 まぁ低予算枠での発売なんで、ゲームとしての出来は並以下と思うが、クイズゲームとしての形自体は整っており、普通に遊べる範囲ではある。 たまにとんち問題が紛れ込んでいる以外は“一休さん”らしさは微妙なレベルですなぁ。やたらとプロレスとかF1の問題ばっか出てくるしな…(苦笑)。まぁ、縮緬一味内で一時期妙にハマった思い出のゲームでもあり、安いなりに全クリ目指して楽しめたので値段分は遊べたとは思う。ソレで良しとするか。 |
掲載日:2007年11月6日
更新日:2025年4月15日
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