スターオーシャン
セカンドストーリー
メーカー:エニックス
開発:トライエース
機種:プレイステーション
発売年月日:1998年7月30日
価格:6800円
ジャンル:RPG
映像 | 音楽 | 快適性 &操作感 |
独自性 | 難易度・ バランス |
ボリューム | シナリオ | 総合評価 |
6 | 8 | 6 | 8 | 4 | 9 | 4 | 68 |
よかですたい。 |
・戦闘は普通のコマンド選択RPGではなく自分でキャラを動かして自由に攻撃できる、アクション要素が強いものになっている。他のキャラの技に合わせてコンボを繋げたりできるので、なかなか奥の深いものに仕上がっているようではある。 ・プレイステーションの大作RPGの中ではセーブ・ロードの時間は比較的短い部類か。読み込み耐性が極端に低い自分でも平気だった。 ・桜庭統氏によるサウンドは壮大で良い。冒険を盛り上げてくれる。 ・隠しダンジョンや強力な性能を持つ隠しアイテムが豊富。シナリオを進める以外にもやり込み要素が盛沢山なので、クリア後も長い期間に渡ってじっくり遊ぶことができる余地があるのは、気に入った人なら楽しめる要素って事になんのかな。 |
だめですばい。 |
・ストーリー部分はイマイチ。全体的に説得力に乏しい。流れが強引過ぎるせいで、「え?なんでこうなった?」って頻繁に置いてけぼりになるのが難点であんま共感できない描写が多い。あと、キャラの年齢と比べ、行動が行き当たりばったり過ぎて幼稚なのよねー…、1人じゃなくてメンバー全員そんな感じだしな。キャラの性格付けも一貫性が無いように感じられる。 ・フリーズの嵐。戦闘後、画面が暗転。こうも凍りまくると、さすがに頭にくる。トライエースのゲームってこの部分が粗っぽいってか、1つの製品としてバグ満載のまま流しちゃうってモラル的にどーなの?…とか思えてしまうのよな。 ・BGMは良い出来なのにキャラのボイスは圧縮かけ過ぎで音割れしまくりなのが残念。 ・「アイテムクリエイション」によって、普通では手に入らないような凄まじいアイテムも生み出せるのがサイコーに面白いらしい…のだが、レベルを上げても失敗してばかりで個人的には面白いとは思えず。ってか、攻略本前提で本と睨めっこしながらじゃないと機能しないモノを推されても、そもそも別に楽しくないし…。 ・終盤のボスはどいつもこいつも強過ぎる。シリーズ経験者には丁度良いのかもしれんが、今作がシリーズ初経験のワシはボコボコにされっぱなしであった。隠しボスは強くても文句言わないから通常シナリオではちょっと手加減して欲しかった。 |
感想なり。 |
結構熱心なファンが付いてるシリーズの第二弾。で、わしも好きになれそうかと言うと……無理かなァ。ファイナルファンタジーとか意識してる部分が多い割には、世界観・人物の描写が雑でシナリオ部分は正直二流、システム部分でも人を選ぶバランスになってる感じで、とっつきが悪いのが難点。あと、頻発するフリーズには純粋に閉口。 世間様的にはスターオーシャンシリーズの中では良作って事になってるように思うけど、わし個人としては『粗の多いファイナルファンタジーのフォロアー』って印象止まりかな。遊んでてストレスになる部分がやたらと多すぎるせいで素直に楽しめなかった。光る部分は多いのに磨き方が足りんのよな、多方面に渡って。もうちょっとシリーズファン以外にも歩み寄ってくれてれば。そういう意味では惜しいゲームかもしれぬ。 |
掲載日:2004年11月7日
更新日:2018年7月31日
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