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ゼビウス3D/G+
メーカー:ナムコ
機種:プレイステーション
発売年月日:1997年3月28日
価格:5800円
ジャンル:シューティング(2D縦スクロール)


執筆: アルツ社長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム 総合評価
7 7 7 5 6 6 64
プレイ時間…10〜15時間程度
※各項目は10点満点、総合評価は100点満点
よひぜよ!
・もっと綺麗にはできたと思うけど、あえて剥き出しのポリゴン、角ばった3Dモデルを採用、テクスチャも殆ど使わず無機質さを前面に押し出した画作りが個性的。どうしても製作者って豪華な演出に流れてしまうものだと思うけど、敢えてこういった表現をとって個性的に仕上げてきてるあたりに職人のコダワリを感じる…ってほめ過ぎか?個人的にはこういう手法のゲームがもっと増えてもいいと思ってるんだけど。

・オートで連射が効くとか自機がオリジナル版ゼビウスよりもだいぶ強めだとか、操作&バランス面で敷居が低くなってるのは程よいアレンジと言えそうな。

・タイトルにもなってる『3D/G』がメインだと思うが、その他にも元祖の『ゼビウス』、『スーパーゼビウス』、『アレンジメント』とか過去作が色々同時収録されていて、その点でもオトクではある。
いやんいやん。
・『レイストーム』とか、同時期の「描画が3Dの2Dシューティング」の宿命とも言えるが、視点が微妙に斜めになっていて当たり判定が分かり辛いのが困りものではある。

・“撃ち込むシューティング”だった初代ゼビウスとは異なり、全体的に“避けるシューティング”に寄ったバランス取りになってるのは賛否分かれそうではある。ま、そこまで全力で弾幕回避になってるワケでもないけれど。

・序盤はそれほどでもないが、中盤以降の敵の攻撃が非常にキツい!!初見殺しチックな攻撃を仕掛けてくる敵が多い&前述の当たり判定の分かりにくさも相まって、理不尽に思える部分が見受けられるのは残念。もっとも、コンテニューに制限が無いからクリアするだけなら別に難しくはないけど。
感想だべ。
 『ゼビウス』を3D化した作品+過去作を色々収録で、結構お買い得感がある内容。メインとなってるのはタイトルになってる『3D/G+』だと思うが、敢えてポリゴン剥き出し・テクスチャも最低限と言う表現技法がいい意味で素朴と言うかゼビウスの無機質さを巧く表現してるように感じる。難易度が高めで少々キツイが難易度を変えられたりもするし、操作・システム面での敷居も低いため、シューティングとしては遊び易い部類かと。同時期に出たシューティングに比べると知名度は無いが出来としてはそれほど悪くないと思う。今だと1000円以下で買えるんで、これ、結構オススメですな。

掲載日:2013年2月25日
更新日:2019年11月12日


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