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ネオアトラスIII
Neo ATLAS III
メーカー:アートディンク
機種:プレイステーション2
発売年月日:2000年12月14日
価格:6800円
ジャンル:シミュレーション
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PS2 ベスト版 ついでに地球儀でもどうぞ! |
映像 | 音楽 | 快適性 &操作感 |
独自性 | 難易度・ バランス |
ボリューム | シナリオ | 総合評価 |
5 | 7 | 3 | 7 | 7 | 7 | 7 | 56 |
提督!最高ですぞ!(ミゲルちゃん風に) |
<これまでのシリーズと同様の点> ・「提督の航海の報告を信じるか否かで真実が変わる」というシステムがユニーク。自分の選択次第で大陸を作り出していくのが面白い。資金が無くなるとアウトだが実際はそれほど成約はキツくないので自由度が高く、自分のペースで遊べるのがいい。 <新たに感じた点> ・メニュー周りが使い易くなり、遊びやすさが向上した。サブイベントの進行具合やBGMチェンジがやりやすくなったのもいい感じですな。これでサクサク動いてくれればな……。 |
おっと!ダメですぞ!(ミゲルちゃん風に) |
・最大の欠点は快適性が何故か改悪されてしまったこと。あまりのストレスでまともに遊べない。前作『2』の軽快さを思うと何とも残念な退化っぷり。処理落ちが酷く、事あるごとにガクガクとなり、細かい読み込みがテンポを阻害する。これじゃ挙動が重過ぎだYO!! ・地図のスクロールが重い。微調整ができないもん!ハードがPS2になり進化したと思いきや、逆に変にツヤツヤのモデリングがPS1時代初期みたいでガックリ。2D時代の味のあるグラフィックがが失われ、無機質さばかりが目だってしまう。執事のミゲロちゃんも可愛くないし(元々オッサンだが)。これならムリに3Dにしなくても良かったのでは。 ・セーブ容量がやたら大きく、必要なメモリーカード容量がなんと2メガ超!これだけでカードの全容量の4分の1以上食うンかい!! ・アレレ、地図に目印のピンを立てる機能が無くなってるよ! |
余じゃ。感想じゃ。(王様風に) |
基本となる部分は完成しているだけに悪くない。……が!プレイ中ずう〜っと悩まされる細かい読み込みの連続&UIのもっさり具合、これが全てを台無しにしてます。イライラして、マトモに遊べやしません。せっかく前作までのPS1からハードが高性能機に移ったのにこの有様、これじゃ高性能機種で出してる意味無いじゃん!!…てな具合なので、やること自体に大きな変化は無い上、PS2でフツーにPS1のゲームも遊べてしまう関係上、「そんなら結局『2』遊べばいいじゃん」に落ち着いてしまう完成度の低さがトホホ。 このシリーズには思い入れがあったのだが長い事新作も出なくて終わったと思いきや、いきなりPS Vitaで2のリメイク『1469』が登場したと思いきや、そちらも超モッサリな出来でガッカリだった。製作元のチームさん、どうもこの『3』にせよ『1469』にせよ、快適さの部分の練り込みがいい加減で無頓着なのが残念。そこで絶対損してると思うんだけどなあ(苦笑)。 |
掲載日:2008年1月28日
更新日:2019年7月16日
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