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セガエイジス2500シリーズVol.4
スペースハリアー

メーカー:スリーディーエイジス
機種:プレイステーション2
発売年月日:2003年9月25日
価格:2500円
ジャンル:シューティング(3D)


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   本作   後期リメイク
 (ショボい方) (マトモな方)


CD

執筆: アルツ社長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム 総合評価
4 4 5 5 5 4 47
プレイ時間…4〜5時間程度
※各項目は10点満点、総合評価は100点満点
ワオ、良いあるよ。
・名作スペースハリアーと捉えるとショボさが目立つ気がするが、1本のシューティングゲームとしては別に破綻している内容でもなく、とりあえずごく普通に遊べる。

・かなり難易度が高かった元の作品よりマイルドな難易度になっていて遊びやすい。原作再現を優先する場合どうかな?…って要素とは思うが、まぁ難易度調整で難しくもできるし、これはこれでよろしいかと。
ア〜、駄目ネー、シャチョサン。
・初期のPS2版SEGAAGESの他のタイトル同様、半端なアレンジで見た目もゲーム性も台無しになっちゃってる印象。グラフィックは3Dポリゴンに改められたが、モデリングは完全に低価格帯のソレであり、安っぽさばかり出てしまってる感じ。走るモーションにもスピード感がなく違和感アリ。また、全体的に原作からかけ離れたモヤーっとした色使いであり、原作の持っていた背景スクロールのスピード感・爽快感がごっそり失われたのも痛い。

・サウンドは一応原曲のイメージは残っているものの、こちらも薄っぺらいシンセ音質でペカペカ。主旋律とパーカッションの音のバランスも悪い。やはり安っぽいとしか言えない。

・ロックオンだのボムだの、一般的なシューティングゲームに存在するシステムが導入されているが、ロックオンに関しては本作は敵が一瞬で通り過ぎてしまうため、悠長にロックオンするヒマが無く、有難味は皆無である。
感想ナノヨー。
 セガの名作シューティングアクション『スペースハリアー』のポリゴン移植だが、PS2版SEGAAGESの序盤作品の例に漏れず、低予算で愛のない半端リメイクっぷりではある。ゲーム性も見た目も劣化してしまっているのがなんともトホホな点ではある。
 極端な話、3Dポリゴンになってようが原作からアレンジされていようが面白ければ「うん、コレはコレでしっかりアリじゃんねー!」ってなったと思うんだが、一事が万事、低予算の手抜き丸出しっぷりなんで、ガッカリ感ばかり覚えてしまうという。

 かと言ってバグとかあるでもないし、特にゲームとして破綻してるワケでも無いんで、「スペースハリアーと関係ない(もしくは似ただけの)別な作品である」・「こういうもんだ!」って自分で言い聞かせた上で遊べば、まぁ「普通の安っぽい3Dシューティング」として遊べなくもない内容とは思うがね、一応…(笑)。

掲載日:2021年10月5日


シリーズ別:SEGAAGES

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