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セガエイジス2500シリーズVol.13
アウトラン

メーカー:スリーディーエイジス
機種:プレイステーション2
発売年月日:2004年5月27日
価格:2500円
ジャンル:シューティング(3D)


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PS2版

CD(ゲゲェめっちゃプレミア価格!)

執筆: アルツ社長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム 総合評価
5 6 6 5 5 5 54
プレイ時間…4〜5時間程度
※各項目は10点満点、総合評価は100点満点
良いのであ〜る。
・雰囲気はそれなりにアウトランっぽい。サウンドも原曲の雰囲気を崩さずアレンジされている部類かと。

・最初に若干読み込みがあるが、それ以外はほぼロード無しで動作する。プレイステーション2の頃だと移植作品でもロードがある物はあったゆえ、待ち時間ナシで遊べる点は嬉しい。
ダメでござんす。
・初期のSEGAAGES例に漏れず、グラフィック部分は半端な3Dアレンジで、見た目が安っぽい。「懐かしいだけのそれっぽい何か止まり」、と申すか。背景とかのぺっと平面のままなのも昔は表現の縛りの結果だろうし、ソレをまんま3D化してもショボさばかりが際立つだけなのでは(=コース部分は兎も角、背景とかは3D化するならソレ相応に力を入れて作り直す必要があったのでは、と)。

・挙動とか操作感覚も別物になっちゃってる気がするのが痛い。また、3Dポリゴン化で障害物の当たり判定が妙に厳しくなっちゃった印象も。

・車のデザインがなんか別物になってる気が。権利とか絡むのは理解できるが、ソレにしたってもうちょっと見栄えのするデザインとか頑張って欲しかった所ではある。
感想でやんす。
 80年代のセガの名作レースゲーム『アウトラン』のポリゴンリメイク作品。

 ……なのだが、PS2のSEGAAGES初期の他の作品と同じ感じで、3Dポリゴン化でグラフィックを一新しているものの、全体的にやっつけでのっぺりした出来であり品質は低く、返って見栄えが悪くなってしまっている点はトホホである。
 プレイ感覚とかもだいぶ変わってる感じがするし、移植作品としては総じてビミョーかと。ただ、ソレっぽい雰囲気はあるし、ゲームとしては破綻してるくらい酷い内容でもナイ。
 よって、「アウトラン」じゃなくて「低予算で作ったアウトランっぽい雰囲気のレースゲーム」としてはそこそこ遊べる内容かと(まぁ懐かしさ狙いのSEGAAGESシリーズのコンセプトから言って、ソレ止まりじゃ到底ダメだったとは思うが)。

掲載日:2023年6月6日


シリーズ別:SEGAAGES

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