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リッジレーサーズ
メーカー:ナムコ
機種:プレイステーションポータブル
発売年月日:2004年12月12日
価格:5040円
ジャンル:レース


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PSPベスト版

執筆: アルツ社長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム 総合評価
9 9 7 8 9 7 86
プレイ時間…30〜40時間程度
※各項目は10点満点、総合評価は100点満点
いいねぃ。たまらんぜぃ。
・グラフィックは携帯機としては非常にキレイ(それまでが「ゲームボーイアドバンス」レベルが基準だっただけに、余計驚きが大きい)。プレイステーション2版『V』と同等レベルの映像は出ているしスピード感も十分。BGMも質が良く、雰囲気に合っている曲揃い。

・操作性も良好。滑りまくりでリアルと言うわけではないが、うまくゲームとして落とし込んでいるのは過去のシリーズ作品と同様。手軽にドリフトの爽快感を味わえるのはこのゲームならではの長所と言える。新要素「ニトロ」での急加速もリアル路線のシステムではないが爽快感は増大しており、ゲームとしては楽しい新要素とは思う。

・序盤から殺しに掛かって来てた『V』に比べると、難易度はだいぶマイルドになった感じなんで、見た目よりは敷居は低いかと。レースゲームが苦手な人でも十分楽しめるバランスと言えそう。普段レースを遊ばない方でも手を出してみるのもアリかも。
べらんめぃ。いけねェぜぃ。
・メニュー画面の階層移動やレース前後などにはしっかりロードが入る。PSPの全体の中では際立って悪いってくらいでもないけど、10秒クラスのロードがちょくちょく入るのは、やはり快適とは言い難い。

・コース数が多いとか宣伝してたりするけど、よくよく見てみると逆走コースなどが多くて実際の所はコース数はあんまり多くない。ボリューム面ではちょっと不満も。

・ターボシステムはリアルさでなくゲームらしいゲーム路線の本シリーズには合ってるとは思うが、ターボの導入でCOMのインチキっぷり(→絶対ターボが貯まらんような状況でもムリヤリ加速して追い抜いて来る等)もかなり悪化してしまった印象。
THE 感想。
 いっつもハードと同発を狙ってくるリッジシリーズの携帯機作品。プレイステーションポータブルでも案の定ローンチに新作を用意してきやがった!とは言え、ハードと同発で開発期間が限られていたであろう割には内容も高水準の安定路線(似たような立ち位置のVITA版は見事にコケたがな)。新要素「ニトロ」も爽快感プラスに一役買っている。

 リアル路線ではないが出来自体はいい。手軽に豪快さが味わえるゲームらしいバランスはこのシリーズならではか。見た目よりはだいぶお手軽なんで、レースゲーム慣れしとらん方でも十分楽しめる内容かと。お勧めです。

掲載日:2010年2月18日
更新日:2024年9月17日


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