縮緬遊戯堂 > レビューランド > プレイステーションポータブル > 戦国キャノン
戦国キャノン
メーカー:クロスノーツ
機種:プレイステーションポータブル
発売年月日:2006年7月28日
価格:4800円
ジャンル:シューティング(2D・横スクロール)
| 映像 | 音楽 | 快適性 &操作感 |
独自性 | 難易度・ バランス |
ボリューム | 総合評価 |
| 4 | 5 | 6 | 5 | 5 | 5 | 51 |
| 良きかな。 |
| ・「キャノンショット」なる新システムが採用されており、上級者ならばスコアアタックに(=トドメのみ使用する事でスコアにプラス補正される)、わしみたいなヘボい腕の人間なら高威力である事&敵の弾を消せる事を利用してスコア度外視でラクに進めたり…とできる点は良かったと思う。 ・キャラクターデザインや作中のデモシーンで挿入されるイラストは前作『戦国ブレード』から司淳氏が続投しており、この部分はクオリティは維持できてるかと(逆に言えばキャラ絵以外のクオリティがやたらと低く品質差が大きいため、ゲーム全体として馴染んでる感は無いが)。 |
| イカンなり。 |
| ・ゲームとしての作りは『戦国ブレード』に沿った作りにはなっていると思うのだが、敵の配置や敵弾のバラ撒かれ方が全体的にテキトー・やっつけであり、ボス敵の部位破壊要素もまるっと端折られて無くなってるなど、色々と残念な部分が目に付く。 ・グラフィックが前2作より安っぽくなってるのはかなり気になる。背景がポリゴンで描かれているが、これが出た時期に対して明らかにショボい。やけに低クオリティでPS1・サターン世代みたいな露骨に角張った&のぺーっとメリハリの無い地形が広がる殺風景な代物で(それも熟れて来た後期でなく出始めの頃みたいなレベルの低さ)、10年以上遅れたクオリティでさながら1000円台の安価帯ゲームみたいな見た目なのがガッカリ。3Dで満足な絵が出せんのだったらフツーに2Dで描けば良かったのになー、と。 ・そんけグラがショボい割に描画フレーム数も30を切ってる感じで過去作より明らかに滑らかさ・快適性部分で劣化してるのも残念。RPGとかなら兎も角、アクション要素の多いジャンルでコレはキツイ。 ・キャラの声もフルボイスで入っているのだが、どーも棒読みくさくてこちらも有り難みを感じない出来。わしゃ元から「ゲームは別に声優の声とか入って無くても良いや」って価値観の人間であり、半端なフルボイスだと余計「あぁ耳障りだ」って感じちゃうのよね…。やるなら高品質なモンを入れろと言いたい。 ・ロードがかなり長い。ステージ開始のタイミングとか結構待たされるため、あんま印象は良くない。 |
| THE 感想。 |
| 彩京のシューティング『戦国エース』シリーズの3作目。彩京って会社そのものは既に潰れてしまっていたが、版権を得たクロスノーツ社が開発している。 発売当時だと一部ネット上では結構ケチョンケチョンに貶されていたのだが、思い入れとか抜きで俯瞰してみれば、そこまで低レベルでなクソゲーって感じにも思えず、横スクロールシューティングとして無難に遊べるレベルかとは思う。まぁかと言ってグラフィックは間違いなくショボいし、内容にしても熱中して遊べる品質の高いゲームかと言うとお世辞にもその域に達しているとは思えず、全体的に「とりあえず作風を真似てソレっぽいの作ってみました」的なやっつけなクオリティになってる感はあり。 返す返すも、「ビミョーだけどそれなりには遊べる」・「ソレっぽい作りではあるが過去作より退化している」・「不具合とかあるワケでもないが、ゲームとして大して面白くもない」止まりで見るべき所も無く、シリーズファンは手に取らず新規客も呼び込めずで、どっち付かずになり完全に埋もれた感はあったかなーと。半端な志&技術力でヨソのシリーズ物の開発に手を挙げるのもリスキーで旨味無いんじゃね?…などと思ったモノであり…(←コラ)。 |
掲載日:2026年5月26日
シリーズ別一覧:彩京シューティング
縮緬遊戯堂 > レビューランド > プレイステーションポータブル > 戦国キャノン