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勇者30
メーカー:マーベラスエンターテイメント
機種:プレイステーションポータブル
発売年月日:2009年5月28日
価格:4410円
ジャンル:RPG


執筆: アルツ社長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム シナリオ 総合評価
7 7 9 9 8 6 7 82
プレイ時間…10〜15時間程度
※各項目は10点満点、総合評価は100点満点
てやんでい!最高でい!
・『勇者“30”』の名の通り、30秒で全てが終わる…とまでは言わぬまでも、数分で一話が完結するテンポの良さが最大のウリ。ロードが長い事の多いPSPの作品ながらほぼ待ち時間皆無で快適に遊ぶことができるのも嬉しい。短い時間の中にも街での情報収集、ダンジョンの探索、敵との戦闘など、RPGの要素が詰まっているのがいい。忙しなさが味と言えば味。

・メインの『勇者30』の他にも『王女30』、『魔王30』、『騎士30』など(シミュレーション、シューティング、アクション要素の強いゲーム)があり、本編とはガラリと違う趣でちょっとした息抜きに遊べる。

・2〜3世代前のようなドット画が逆にいい味を出している。BGMは逆に現代風な(ポップなモノやロックとか)が多かったりして、そのギャップもいい(両者ともちょっと狙い過ぎな気もするけど良く出来ているのは確か)。
べらんめい!いけねぇぜい!
・メインストーリーとなる『勇者30』以外の『魔王30』(シミュレーション)、『王女30』(シューティング)などのモードもあるのだが、あくまでオマケレベルでありやや薄っぺらい。本編ほどの内容を期待すると肩透かしを喰うかも。

・全体的なボリューム自体はあまりない。一発ネタ的な内容なので飽きるのは早いかも。
感想でごじゃる。
 全てがやたらとサクサク進む、システム的な切り口が斬新なRPG風のミニゲーム。
 品質面で微妙な事が多いマーベラス製だが、今作に限って言えばそれほど致命的な欠点らし部分も見当たらず、PSPには珍しくロードも皆無で快適。
 短い時間の中にいろんな要素が詰まっていて密度が濃い。これはアイディアの勝利ですかね。

掲載日:2009年11月23日
更新日:2022年7月19日


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