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テラリア
メーカー：スパイク・チュンソフト
機種：プレイステーションVITA
発売年月日：2014年2月6日
価格：2980円
ジャンル：シミュレーション（アクション）

広告（良かったら買ってくれぃ）
　　
スイッチ版　PS4版　VITA版

つるはしでもどうぞ♪
（武器としては使わないでよね！）

執筆： アルツ社長

映像 音楽 快適性
＆操作感		 独自性 難易度・
バランス		 ボリューム 総合評価
7 8 8 9 8 8 82
プレイ時間…70〜80時間程度
※各項目は10点満点、総合評価は100点満点
ヨイノダ・マジデ大統領
・ウーン…、なかなか癖になるこの感触。やってる事はひたすら掘って戻って物作って…の繰り返しのはずなんだが…？ふしぎふしぎ！！ついつい時間を忘れて何時間も遊んでしまう中毒度の高さは圧倒的。なんと申すか良い意味での“作業ゲー”。やる事はずーーっと変わり映えせずひたすら単調なんだけど何故かやめられない、そんなゲーム。

・チープな見た目に反し、敵を倒した時の描写や自分が死んだ時のテキストは妙に血なまぐさくて、そのギャップが結構ウケる。この辺りがほんのり欧米制作ゲーだなぁと思えるセンスの良さ（いいのか！？）を感じる。必要以上にグロいので苦手な人はアレかもしれんですが…まぁ、ドット画なんで直接的な怖さは無い…と思う。個人的には。

・最初の読み込みに長く時間がかかるがその他はほぼロードなしで遊べる。あえて挙げるならマップを開く時に少々待ち時間があるが、ロード時間にうるさい筆者でも十分我慢できるくらいなので、大概の人は大丈夫かと。Vitaのソフトとしてはロード頻度が低く快適。

・BGMは耳に残るタイプではなく環境音に近めで個性を主張してないタイプだが曲自体は非常に良い。グラフィックのチープさを上手く補完してるのではないかと。

・ファミコンチックなグラフィック（色数とか光源処理とか明らかにファミコンより豪華だけど）は良い意味でのチープ感。洋物にありがちな濃いデザインのキャラとか出ないので、その辺りに抵抗のある方でも、デザイン的に問題なく遊べる内容かと思いますぞ。

・発売以降もアップデートを続け、更に遊びの種類が増えているのは嬉しい。ソフト自体が低価格でしかも追加アップデートのデータも無料配信と太っ腹！！（一部旧Verと互換が無いせいで新しい世界を作らないと満喫できない作りなのはアレだが）。

・容量が少ないのでDL版でもクソ高いVITAのメモリーカードの容量を圧迫しなくて済むのはメリットの一つ。たった数十メガでこの完成度！ムービーだか音声だか知らぬが10数ギガとか、アホみたいに容量は食うが内容が薄いとか、この辺に無頓着なゲームを開発しとる会社にもこういうとこは見習ってもらいたい所ではある。
アイヤ・ダメナンデス外相
・チュートリアルも用意されてはいるが、基本的に広い原野に放り出されて後はご自由にどうぞ！…スタイルなゲーム。やれる内容に対して説明は圧倒的に不足している（文や動画見たり聞いたりより、実際手動かして慣れろってスタイルですかね）。また、あれ倒せとかドコドコへ行けとか目的らしい目的は一切提示されないので、人によっては受け付けない内容かも。

・建物が家になる判定が結構シビアなので、最初の内は言われた通りやってるつもりなのに家にならずおろおろ…。最初からある背景の土壁とかは家に含まれないとか、テーブルと椅子が1個無いと駄目とか、分かり辛い条件は最初にもうちょい強調して欲しかった。

・癖になる感触とは言えど、結構な時間を「ただ掘ってるだけ」の時間が占めるんで、駄目な人にはやっぱ合わないかもしんない。

・操作はボタンとタッチパネルをフルに使うので、煩わしいと言えば煩わしい。他のゲームなら○とか□とかに配置されてそうなアイテムの使用がRトリガーに割り振られてるとか、アイテムの持ち替えで武器で無い物を装備してしまい敵にボコ殴りにされるだの、最初の内は誤操作頻発でちょっと面食らう。…ま、やってりゃそのうち慣れるけど。
スナワティ・コレ感想相。
　どこまでも広く広がるマップ。スライムやコウモリやゾンビをなぎ散らしジャングルや地下洞窟や雪山を冒険する。ダンジョンの中で珍しい鉱石を見つけてウハウハしたり、強力な武器を作りだしてニンマリしたり…。実際やってる事の多くは掘ったり切ったりのひたすらな単純続きなんだけど、ついつい止められず数時間遊び続けてくれる中毒度の高さが魅力。楽しみはどこまでも尽きる事がない。全体的な不親切さとか一部操作性とか欠点と言える部分もなくはないが、全体的な完成度は高い。
　ゲームはやっぱり「豪華な演出じゃなくアイディアありきだよなー」と思わせてくれる良作。

掲載日：2014年3月17日
更新日：2020年9月15日

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