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悪魔城ドラキュラ
メーカー:コナミ
機種:スーパーファミコン
発売年月日:1991年10月31日
価格:8800円
ジャンル:アクション(2D)


執筆: アルツ社長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム 総合評価
8 8 8 8 7 8 76
プレイ時間…15〜20時間程度
※各項目は10点満点、総合評価は100点満点
最高じゃのう。
・ムチの操作がシリーズの他作品と異なり、上下左右に攻撃を出し分けられたり、その場でクルクルと回転させてちょっとしたバリア代わりに使ったり、かなり独特かつ面白い要素になっている印象。従来作よりアクションが軽快な上に『ヒットラーの復活』や『海腹川背』チックなワイヤー(→本作だとムチ)を地形に打ち込んでのジャンプアクションも追加され、豪快に楽しめる。

・ボスの動きが多彩になり、見た目も派手な攻撃が増えた。この点でもハードの性能UPの恩恵が大きかったなァと記憶。

・サブウエポンがワンボタンで出せるようになって操作性もファミコン時代(十字↑を押しながら攻撃)より咄嗟に出しやすくなったのはありがたい。

・スーパーファミコンの出始めの時期の作品ながら、グラフィックやサウンドの出来は良い。スーファミの音源はショボくなりがちで「パペパプー」とか揶揄される作品も多かったが、コナミ作品はハード初期の時点でレベルが高かった(他だと『グラディウスIII』や『がんばれゴエモン』とかもハード初期なのに既に凄かった)。
駄目なんじゃ。
・ステージクリア型悪魔城の例に漏れず、難易度は高い。理不尽な程では無いのだが、「流石に誰でもお手軽に」とも言い難い。特に、中盤以降は即死トラップの嫌らしい配置が非常に増えて、かなりキツ目のバランスになっている印象。

・敵が多いシーンなど、一部処理落ちが発生するのは気になる。
THE 感想。
 悪魔城ドラキュラのスーパーファミコン1作目。

 初代と全く同じタイトルだが、内容はかなり別物(北米だと確かナンバリングのIV扱い)。特に自由度の高いムチの操作がシリーズの他の作品では見られない要素になっているのが面白い。悪魔城シリーズ全体から見ると結構異端な要素が多い作品とは思うが、出来自体はよろしいかと。

掲載日:2022年10月4日


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