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牧場物語
メーカー:パック・イン・ビデオ
機種:スーパーファミコン
発売年月日:1996年8月6日
価格:7800円
ジャンル:シミュレーション


執筆: アルツ社長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム シナリオ 総合評価
6 7 6 8 8 7 7 73
プレイ時間…40〜50時間程度
※各項目は10点満点、総合評価は100点満点
よかばい。最高ばい。
・チマチマと荒れ地を開墾して徐々に畑を広げていき、作物を育てて収穫する。ペットや家畜を育てて牛や鶏からは牛乳とか卵が採れたりもする。ついついこなしてしまう、やるのが苦痛でない…って点で「良くできた作業ゲー」と言えそう。

・街に住む女の子と付き合って結婚するなどの要素も1作目の時点で搭載。『ときめきメモリアル』とか当時のギャルゲーに比べるとそこまでクドい要素でもなく、ご機嫌取りがキツキツなバランスでもなく、自然に楽しめる範囲かと思う。

・グラフィックは「超絶キレ〜!」とか言うタイプのゲームじゃないと思うが、ちっこいドット絵でちょこまかと動いたり、四季に合わせて自然に切り替わったり、こだわりを感じられる描写も多い。
お〜の。イカンぜよ。
・シリーズ1作目って事で操作システム部分がまだ固まり切っておらず、後に出たシリーズ作品に比べると快適性って部分ではどうしても見劣りはする。持てるモノの数が少なくて必要以上に拠点と畑を往復する羽目になったり、1つのボタンに機能を集約し過ぎて暴発したり、イライラする点も無くはない。
感想であ〜る。
 牧場物語シリーズの記念すべき第1作。後に出た作品と比べるとかなりシンプルな作りだとは思うが、本作の時点で開墾・育成・恋愛の各要素は搭載しており、チマチマこなす作業に没頭してしまうって点で「良い作業ゲー」と言えるかと。

 今から遊ぶのであればスイッチさんオンラインのスーファミに採用されたんで、後のシリーズだと、システムがゴチャゴチャしててややこしい作品とか純粋に品質が怪しい作品も少なくないんで、コンパクトにまとまった1作目である本作の方がシンプルに楽しめる面もあるかも。

掲載日:2025年8月19日


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