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ドラゴンクエストV 天空の花嫁
メーカー:エニックス
機種:スーパーファミコン
発売年月日:1992年5月23日
価格:9600円
ジャンル:RPG
| 映像 | 音楽 | 快適性 &操作感 |
独自性 | 難易度・ バランス |
ボリューム | シナリオ | 総合評価 |
| 6 | 9 | 10 | 9 | 8 | 9 | 10 | 92 |
| 良いのだYO! |
| 《システム&ゲームバランス》 ・敵モンスターを仲間にできるシステムが面白い。ある程度なら自分好みのパーティ編成も可能であり、珍しい敵を仲間にすると周りに自慢したくなるから不思議(笑)。 ・単発の威力は控えめながら敵複数に対して同時に攻撃できるムチやブーメランといった新カテゴリ武器の追加や、炎や氷の息系といった呪文以外の範囲攻撃の追加で、戦略の幅が広がったのは良し。 《快適性部分》 ・便利ボタンがとっても便利!(ってそりゃそうか)扉を開くのも壷を調べるのも、話し掛けるのも1つのボタンでOK!!後のRPGでは当たり前の存在だけど、当時は斬新であり、その便利さに感動したものであった。 ・戦闘のAIが非常に賢く、ムダが多い作りになってしまった後の作品に比べると(→本作が万能過ぎるからわざと性能を落としたらしいが)、AI任せにしてしまっても最適な手段で敵を殲滅してくれる事が多い。入力の手間が省けるので、レベル上げの時なんかは実に便利。 《演出部分(グラフィック・サウンド・シナリオ)》 ・同じ「天空シリーズ」の前作であるファミコン『IV』同様にストーリー重視の作りとなっている。父親との別れ、悲惨な青年時代、幼馴染との再会に結婚、別離…まぁ色々割り切りがちなドラクエだけあって物語の展開にはやっぱり少々強引さもあるが、涙無しには語れない感動の物語がここにある。これぞドラクエ版大河ドラマ。てか、ファンタジーっていうよか、微妙に時代劇くさいけどな、まぁそれも堀井節の味なんだと思う(苦笑)。 ・ビアンカとフローラ、好きな女性を選んで奥さんにする結婚システムもなかなか斬新でよかったと思う。 ・グラフィックは同時期のスーファミ作品と比べてもショボい部分が多いと思うが、戦闘が背景付きで描かれるようになったり(敵が1体のみだった1作目以来)、呪文がエフェクト付きで表示されるようになったり、順当にパワーアップしている部分も多い。 ・BGMも同様にスーファミの割には音質がショボいのが難点だが、曲自体はバツグンに良く、印象に残る曲が多い。 |
| イカンぜYO! |
| 《システム&ゲームバランス》 ・モンスターを仲間にするシステムは斬新で面白い試みなのだが、生かし切れてない印象も。せっかくそれなりに種類が用意されていても、使えるものとそうでないものの格差が非常に大きく、結局はほぼ固定メンバーになってしまう。最終的にはスライムナイトやゴーレムやオークキングなどの仲間になりやすくて強いモンスター、ヘルバトラーやグレイトドラゴンなどの耐性に優れた性能の良いメンバーになりがちで選択肢はそれほど広くない点は残念。「レベル上限が低過ぎてすぐに使えなくなるモンスター」とか「パラメータも装備も耐性もショボ過ぎて使える場面すらロクに無いモンスター」だらけなのが残念。もうちょっとソコんとこを丁寧にバランス取りしててくれれば良かったのだが…(よりにもよってこの部分は後のPS2・DSリメイクでも投げやりなまんまだったのが残念)。 ・何故か戦闘のメンバーが前作までの4人から3人に減らされている。仲間になる可能性のあるメンバーは大幅に増えているし、ハードの性能も足りないとは思えんだけに、今となってはやや不可解な変更点ではあった(実際、リメイク版では4人に戻ってるし)。 《演出部分(グラフィック・サウンド・シナリオ)》 ・せっかくハードがスーパーファミコンになったのに、正直なトコ、グラフィックの出来の方はそれほどでもない。ファミコンに毛が生えた程度の進化しか無かったのがちょっと残念ではあった。 ・サウンドもスーファミに移った割には初期のスーファミの作品で多かった音質の貧弱さが目立っており、せっかく曲自体は良いのにモヤモヤしてしまう部分も。 |
| 感想だZE! |
| 『ドラゴンクエスト』シリーズのナンバリング作の5作目で、前作に続く天空シリーズの1作。スーパーファミコンにハードを移しての最初の作品となる。 正直な所、グラフィックやサウンドの表現のレベルはハードが変わった割にそれほど底上げされてる感じでもないのだが、敵モンスターを仲間にできるシステムの導入やシナリオ重視で大河ドラマ的な壮大な作風が非常に印象に残る作りであった。 このスーパーファミコン版に加えて各リメイク版を含めれば恐らく20周以上遊んでるんじゃなかろーか。たぶんわしの中では『MOTHER2』『風来のシレン』『ゼノブレイド』あたりと並んで一番遊んだRPGって言える気がする。 |
掲載日:2005年1月14日
更新日:2025年5月27日
| 映像 | 音楽 | 快適性 &操作感 |
独自性 | 難易度・ バランス |
ボリューム | シナリオ | 総合評価 |
| 8 | 9 | 8 | 9 | 7 | 9 | 9 | 92 |
| GOOGOO! |
| ・モンスターを仲間にできるというアイディアは最高。いろんなモンスターを連れて歩けるのが面白く、仲間にさせるためについつい粘ってしまう。 ・3つの時代に別れたシナリオは面白く、何度もやりたくなる出来。 ・派手さこそ無いが音楽と映像のバランスも良い。 |
| BOOBOO! |
| ・全体的にお金が貯まりにくいバランスで稼ぎが面倒。 ・最後は主人公と子供でパーティーになってしまい、モンスターがそんなに必要ない。結局は固定メンバーになってしまうのが微妙。 ・仲間モンスターの強さの格差が大きい。一部、反則的なほどモンスターが強い処がある。 |
| 感想である! |
| 小生の数少ないクリアRPGの1つ。小説も買うほどシナリオに惚れ込みました。やはりパパスの死には泣けました。 |
掲載日:2004年12月20日
更新日:2018年10月16日
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