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F-ZERO
メーカー:任天堂
開発:任天堂情報開発部
機種:スーパーファミコン
発売年月日:1990年11月21日
価格:7000円
ジャンル:レース
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ミニスーファミ WiiU版VC |
映像 | 音楽 | 快適性 &操作感 |
独自性 | 難易度・ バランス |
ボリューム | 総合評価 |
10 | 9 | 9 | 10 | 7 | 7 | 92 |
すンばらしいッ! |
・スーパーファミコンと同時発売の作品。回転や拡大・縮小、半透明処理といったスーパーファミコンの新機能を存分に使っており、そのスピード感はそれまでのレースゲームでは絶対に味わう事のできなかったシロモノ。実際に逆走できる、空間が広がっているリアルさがあった(2Dのマップを拡大・縮小する手法はこの作品以降の多くのスーパーファミコン、ゲームボーイアドバンスのレースゲームに応用されている)。同時に発売された『スーパーマリオワールド』よりも新ハードらしさではインパクトは数段上かな、と。 ・地上から浮いたマシンという設定ゆえ、これまでのレースゲームとは少々異なる浮遊感の味わえる感触が斬新。過去に似たようなモノが無かっただけに慣れるには相応に練習も要るのだが、思い通りにマシンを操れるようになる過程も苦痛にならない。圧倒的なスピード感とコーナーで身体が一緒に傾いてしまうような臨場感は後の高性能機のレースゲームでもなかなか見当たらんと思う。 ・後述するように音質そのものはそれほどでも無いのだが、曲自体は非常に出来が良い。最近のゲームとは違って主旋律が強めでつい口ずさみたくなるサウンドが個人的には非常に好み。 ・『プラクティスモード』でのタイムアタックが熱い。インギリギリを狙い、上手くコーナーを抜けたときの快感がたまらない。サーキットを5周しなければならず、集中力を維持するの結構大変だったりするが、それだけに好タイムをたたき出した際の感動は大きい。 |
イカンぞな。 |
・対戦モードが無いのが残念。また、ゲームモード自体はCOM相手にクリアを目指す『グランプリ』とひたすら同じコースを走り込む『プラクティス』の2種類だけで非常に少ないので、ストイックに延々と遊び続けるのが苦痛な人にゃ飽きやすい手の内容かもしれぬ。 ・マシンの性能の格差がやたらと大きい。加速以外は完璧な性能を誇るファイアスティングレイは強過ぎ(タイムアタックは実質コレ1台で決まりである)。加速以外はお粗末過ぎる性能のゴールデンフォックス、ボディ以外は今ひとつパッとしないワイルドグースは他にも何か取り柄があれば良かったかな。 ・後の作品でもアレンジが繰り返されるなどBGMの出来もレジェンド級だが、スーファミ初期の作品らしく容量の問題なのか音質そのものはペコペコした響きで少々安っぽいな、とは思っておった次第。 ・プラクティスモードで選べるコースが限られており、練習できないコースも少なからずある点は不満。 |
THE 感想。 |
F-ZEROシリーズ第1作。内容的にはやや荒削りでボリューム面もそれほどでは無いものの、圧倒的なスピード感は今遊んでも味わえるくらいでゲーム内容は一級品。ちょっとムズいから誰でも楽しめる類のゲームじゃないと思うけど、操作してみないと良さは分からないんでWii・WiiUバーチャルコンソール、スイッチさんオンラインのスーファミ、もしくはスーファミミニとかで未経験者の方も是非一度遊んでもらいたいもんですね。 この『F-ZERO』でわしはスーパーファミコンの性能に驚かされたモンですな。 |
掲載日:2004年11月5日
更新日:2020年12月22日
映像 | 音楽 | 快適性 &操作感 |
独自性 | 難易度・ バランス |
ボリューム | 総合評価 |
10 | 8 | 8 | 8 | 6 | 7 | 88 |
こ、これはどえりゃあすごいの!! |
・スーパーファミコンの描画性能を最大限まで見せつけた激しく高速で動くグラフィックはSFCでも初期の物なのに同ハードの作品の中でもかなりトップレベルに美しい。処理落ちといったモノも基本的にはなく、ヌルヌル動く映像はゲームの世界へどっぷりと熱中してしまう。 ・音楽も単体で聴いても良曲が多く、ミュートシティやビッグブルーの曲はステージに中々マッチしている。個人的にはポートタウンの曲が好き。 ・タイムアタックが非常にアツく、プラクティスで一人で黙々とコンマ1秒を縮めるために頑張るだけで時間が消えていく。タイムを縮めるテクニックも色々とあり、ネット界でも最近になっても時間短縮テクニックが色々と判明して最速記録が変わったりと、タイムアタックは本当にアツい。 |
あちゃ〜。これはいかんの〜! |
・4つある機体のうちの一つであるサムライゴローが乗っている『ファイアスティングレイ』が頭一つ抜けて強い。最高速が高くグリッピーで、加速が悪い以外は明確な弱点がなくグランプリでもタイムアタックでもファイアスティングレイ一択になりがちなのは少し寂しい。 ・2Pプレイで友達と一緒に走ったりする事が出来ないのは少し残念。続編以降では友達との対戦も出来るようになった結果やはり面白かったので、本作で出来ないのはやはり残念。 |
ほんじゃあ、感想じゃあ。 |
速い!そしてコンマ1秒を競いあうのがアツい!レースというものがこうも面白いものなのか!ということをファミリーコンピュータしか知らなかった少年達に知らしめたであろうF-ZERO。 美しいグラフィックが速く動く様はまさにF-ZEROの最高の魅力。そしてコンマ1秒を競いあうのも最高の魅力であり、音楽の良さも最高の魅力(三つも最高の魅力があるのかよ)。バランス面では少しよろしくない所もあるが、他の魅力的な点のおかげでF-ZEROの良さは昔の子供達にも伝わったのではないかと思われる。 今ならWiiやWii U、3DSでも配信されているらしいですぞ!今の子供達がプレイしても劣らないであろう魅力を体験してみてもいいんじゃないかな。 |
掲載日:2016年6月20日
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