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ファイナルファイト
メーカー:カプコン
機種:スーパーファミコン
発売年月日:1990年12月21日
価格:8500円
ジャンル:アクション(ベルトスクロールアクション)


執筆: アルツ社長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム 総合評価
8 8 7 8 5 6 72
プレイ時間…20〜30時間程度
※各項目は10点満点、総合評価は100点満点
とりゃー!良いのだ!まじで!
・見た目もそうだが操作しててしっかり爽快感を味わえるのが一番の長所かな、やっぱ。ハデで豪快なアクションを楽しめるって点で「次世代感」のある内容だったかと。

・キャラクターが大きく描画されており、見た目でも動きでも迫力があった。スーパーファミコン発売直後のゲームの中でもドット絵の完成度の高さ・迫力のある動きって点では一歩抜きん出た存在だったかと。

・操作キャラも敵側のキャラも「フンッ!」「でーやッ!」「うーわっ…!!」と野太い声で叫びまくるのもインパクトがあった。当時はそもそも声が出るゲームってのが珍しかったしね(家庭用ゲーム機だとファミコンとかで合成の音声が出るのがごく少数あった程度で)。

・落ちてるパイプとか拾って振り回したり、敵が持ってたナイフとか奪って攻撃できるのも面白い要素。しっかり挙動や攻撃力も変化し、使用キャラによって得意・苦手も設定されている、使い分けで戦略性が生まれたし、もしくはあんま得意に設定されて無くても見た目重視でとかであえて使うってのも出来たのも良かったと思う。
ふんがー!イカンぞな!
・いくらなんでも難易度を吊り上げ過ぎな気が。元がアーケード作品ってのはあるにせよ、序盤である2面の辺りで早くも徹底的に殺しに掛かって来る激辛難度はヘタレのわしにはキツかった(ボスどころかザコも攻撃判定の強い技をガンガン繰り出して来るからね…)。一時代を築いた有名な作品(のゲーム機への移植)とは思うし実際操作していて爽快感もあるのだが、個人的には難易度が高過ぎてしんどかった記憶ばかり残っていたり…(笑)。

・アーケード版では3人いたプレイヤーキャラが1人削除されている(バランス型のコーディ、パワー型のハガー、スピード型のガイの内のガイね)。

・同時出現する敵が少ない、ステージも減っている、ところどころで処理落ちする、2人同時プレイにうってつけの内容なのにできないなど、他にもチラホラと劣化してる部分はある。

・難易度が高い割にコンテニューできる回数が少なかったり、コンテニューでステージ最初からやり直し必須だったり、更にイジワルな仕様になってるのがキツい。
デーヤッ!まとめ也。
 ベルトスクロールアクションってジャンルを定着させた偉大な先駆者の1つとも言えるアーケード版『ファイナルファイト』のゲーム機への移植作品。

 子供の頃に友達の家でやり込んでいた思い出のゲームなのだが、わし個人としてはアーケード版より先に移植のスーファミ版を遊んだんで(悪いトコ欄にずらずらとアーケード版からの劣化ポイントを書いてはいるが)後からアーケード版を遊んで「あぁ確かに色々減ってるな」って分かったのであって発売当初は「こういうモンだ」って認識でそこまで気にしてなかったなァと。
 ファミコン時代の似た内容のゲームだとちっこく丸っこくデザインされたキャラがチマチマ動く物が多かった中、でっかいキャラが派手に動いてボコスカ殴ったりブン投げたりできる格闘アクション部分の完成度の高さはやっぱ印象に残る部分だった。

 一方でキツかったのは難易度の高さかね。アーケードスタイルの高難度のゲームが多いカプコンの作品だけあって、やはり鬼のように難しいバランス設計だったなァと。割と序盤の内から殺しに掛かって来る難易度であり、ガッチリパターン化してミス無く動かないとロクに進めず窮屈でキツかった。もうちょっと手加減してもらってゆるーく気楽に楽しめる内容ならわし向けだった気はする。同じジャンルで言えばメガドライブ『ベアナックル2』くらいの難易度だと素直に楽しめたかもしれん。
 個人的には「アーケードから劣化ナシで完全移植!」ってあんま興味無かったんで(今もだが)、できれば家庭用のゲームとして無理なく楽しめるようにしっかりアレンジ・最適化して貰えりゃ良かったのになぁと思ったりはする。

掲載日:2026年1月6日


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