かまいたちの夜
メーカー:チュンソフト
機種:スーパーファミコン
発売年月日:1994年11月25日
価格:10800円
ジャンル:サウンドノベル
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SFC版 GBA版 WiiU-VC版 |
映像 | 音楽 | 快適性 &操作感 |
独自性 | 難易度・ バランス |
ボリューム | シナリオ | 総合評価 |
8 | 9 | 8 | 8 | 8 | 8 | 9 | 84 |
良ひ!良ひぞ!! |
・実際にありそうな雪山のペンションという舞台で起きたミステリーチックな不可思議な殺人事件。登場人物の描かれ方が巧みで感情移入しやすい。文字と効果音だけでここまで怖さを演出できるのはスゴイ。良い意味でユーザの想像力をフル回転させてくれる作りとでも言えるか。 ・通常のシナリオの他にもクリア後にオカルト的な悪霊編やスパイ編など、複数のシナリオが用意されているのが面白い。ボリューム的にも十分。ぶっ飛んだ設定のシナリオもあり、その意外性にも驚かされる。 |
イカンですきに。 |
・後の移植作品で導入された流れ図が本作には搭載されていないので、シナリオの回収やらが非常に面倒。どの分岐がどの結末に結びつくか条件が分かりづらく、すべてのエンディングを探すのが結構大変だったりする。 |
THE 感想。 |
ストーリーの描写が巧みな良作サウンドノベルですな。文字と音だけでここまで怖さを増幅できる物なのかとびっくりしたもんですな。 アクション要素が無いのでゆったりとじっくりと楽しめる内容だと思いまする。 |
掲載日:2007年11月6日
映像 | 音楽 | 快適性 &操作感 |
独自性 | 難易度・ バランス |
ボリューム | シナリオ | 総合評価 |
8 | 8 | 6 | 8 | 8 | 7 | 8 | 79 |
「よし、行こう。」僕達は『良いところ』を見に行った。 |
・ホラー作家の我孫子武丸氏が大まかな原作を書いており、そのホラー要素をたっぷり含んだ物語にはとても惹き付けられる。どのルートであっても、どこから迫ってくるか分からない恐怖感がたまらない。 ・サウンドノベルゲームならではの演出としての音楽やエフェクトもとてもマッチしている。曲や効果音は単体としての出来の良さというより、使い方が上手いのが多い。エフェクトも人の表現がシルエットになっていたりしており、これまた恐怖感を掻き立てられて堪らない。 ・ストーリーのルートが非常に多いので物語を読み説いていく面白さはかなりのもの。選択肢によって物語がどうなるのか?と毎回、色々試すのがとても楽しい。 |
その時、後ろから『悪いところ』が迫ってきた! |
・メインの物語だが、一つ一つ冷静になって話を見ると不可解な行動が多い。現実離れしているトリックや言動に無理がありすぎて、違和感を覚える。 ・何度も同じ所まで読み直す事が多いゲームなのに、スーパーファミコン版の本作ではフローチャートが存在しないので選択肢まで戻るのが毎回面倒。 |
僕は目の前が『感想』でいっぱいになった… |
コ、コワイ!!しかし続きがどんどん気になる!!なサウンドノベルゲーム。本作の前身とも言える同社の『弟切草』よりもまた一歩、出来が良くなっている。 ビックリ系のホラーゲームが苦手な自分だが、かまいたちの夜はビックリ系のネタが存在せず雰囲気や文章でのみの怖さだけなのでとても良かった。こういう誰も信じられなくなるようなホラー物語は大好きです。 本作のスーパーファミコン版はフローチャートが存在せず不便な所も少しあるので、今からプレイするならプレイステーション版かゲームボーイアドバンス版をオススメします(今度出るプレイステーションVita版はコレとはかなり毛色が異なるっぽいので個人的にはあまり薦めくい…)。 |
掲載日:2017年1月9日
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