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Kirby's Avalanche
メーカー:任天堂
開発:コンパイル
機種:スーパーファミコン(日本未発売)
発売年月日:1995年
ジャンル:パズル


執筆: アルツ社長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム 総合評価
7 7 8 6 6 6 67
プレイ時間…5〜6時間程度
※各項目は10点満点、総合評価は100点満点
サイコーDA!
・タイトルに『ぷよぷよ』は含まれていないが、まんま『ぷよぷよ』の1作目のシステムを流用しているんで、馴染みやすい事は馴染みやすい。

・悪く言えば↓の欄で書いた通り先に5連鎖とか出したモン勝ちなのだが、こちらの方がよりシンプルなのも確かではある(海外ではぷよシリーズに馴染みがナイと思われるんで、ソレを考慮してあえて1作目準拠で行ったのカモ…)。

・ぷよぷよ音源でカービィシリーズのBGMがアレンジ使用されいるが思ったり違和感は無く、コレはコレで味わいのあるBGMではある。
ダメなんだYO。
・初代ぷよぷよのルール準拠なんで、先に相手フィールドを埋め尽くす連鎖を出した者勝ちである(『通』以降の相殺システムが無いため)。本作の発売時期からすりゃとっくに『通』は出ておったんで、そっちを下地にした方が良かった気もするが。あと、相殺があろうが無かろうが元のぷよ同様、結局は腕前の差が出やすいバランスであり、余程近いレベルで無いと伯仲した展開にはなりづらいかと。

・カービィ原作のハル研究所&任天堂がほぼノータッチらしく、フツーに喋るカービィだとかあんまカービィらしさは感じられないカモ(ドット絵とかは本作の為に新規で丁寧に作られていると思うが、動きとかがどうしてもパチモンくさいのである)。
感想デース。
 『す〜ぱ〜ぷよぷよ』のキャラ替え版で北米では任天堂の「アニメキャラは海外じゃウケんからぷよキャラをカービィにして出してみんべ」って要請で作られ、本作が『す〜ぱ〜ぷよぷよ』の代わりに発売されたとの事である。
 ぷよぷよ×カービィっていう珍しい組み合わせだが、あくまで海外で国内版ぷよをそのまま出せない為の代わり扱いのせいか、日本では発売されていない。

 とりあえず位置付けとしては『カービィのパズルゲーム』なんだが、いかんせんまんま『ぷよぷよ』である。魔導物語ベースのぷよが展開されてた日本のユーザであるわしとしては、なんかムリヤリ感があったりカービィである必然性を感じないって意味では、相応に違和感はあったかも。…とは言え、後に国内でも発売された『ヨッシーのパネポン』(『パネルでポン』のキャラ替え版)辺りと比べりゃ、それなりに手は加えられてた方だったかもしんないが(笑)。

掲載日:2022年7月5日


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