R-TYPE III
THE THIRD LIGHTNING
メーカー:アイレム
機種:スーパーファミコン
発売年月日:1993年12月10日
価格:9800円
ジャンル:シューティング(2D)
映像 | 音楽 | 快適性 &操作感 |
独自性 | 難易度・ バランス |
ボリューム | 総合評価 |
8 | 8 | 8 | 9 | 6 | 6 | 78 |
ばい〜〜!よかとね〜〜! |
・派手じゃないけど良く出来てる演出面が良い。グラフィックは派手さは無いし突き抜けた美麗さも感じないが、見易くまとまっており、出来は良い。ステージ毎の個性の付け方もハッキリとメリハリが効いていて、シリーズ特有のグロテスクな質感の表現も上々。スーパーファミコン円熟期の作品らしく、拡大縮小やモザイクなどのムリな機能の使い方が無いのも良い。 ・サウンドもあんまり前面に出てくる派手さは無いが良く出来ている。ステージ毎にガラリと色合いを変えつつも全体としては調和が取れているように思えるのが不思議。 ・アーケードの移植ではなく家庭用として1から作られた良い意味での緩さが嬉しい。アーケード出身ともなるとどうしても「ここで殺しにかかってインカムを稼ぐ」って場面があったりするが、このゲームは比較的そう言った露骨に殺しに掛かって来るポイントが少なくて助かる…(苦笑)。 ・バランス面はこのシリーズでよく見られる初見殺し的な色合いが濃いのでしんどいのだが、無理ゲーという程に酷いバランスでも無く、パターンさえ築ければ何とか進んでいける調整か。ゲームオーバー時のコンテニューの回数に制限が無い点は助かる。 ・スーパーファミコンのシューティングは処理落ちする物が多かったが、本作品はそれとはほぼ無縁で快適に遊べるのは良し。 |
イカンですばい。 |
・装備である程度はカバーできるとは言え、難易度調整の類が一切用意されていないのは、ヘボシューターのわしにはちょっとしんどかった。90年代半ばに出た家庭用のシューティングとしてはやや不親切な部分かも。 ・R-TYPEシリーズの伝統とも言えるが、初見殺しな要素が満載で「死んでパターンを完全に覚える」覚えゲー的な色合いが濃い。らしいと言えばらしいのだが、ちょっと理不尽な要素であるのも否めんのでこちらの欄にも記載。 |
感想だYO。 |
アーケードからの移植ではなく1から家庭用として作られたR-TYPEで、旧アイレム製としては確か最後のR-TYPE。シリーズ特有の初見殺し的な色合いが濃い点がかなりしんどいのだが、まぁしんどいなりにバランス面は配慮されてるのかなー…と思える部分は多い。演出面や快適性込みで派手さは無いが堅実に遊べる良質なシューティング、といったところか。 |
掲載日:2015年12月14日
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