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新桃太郎伝説
メーカー:ハドソン
機種:スーパーファミコン
発売年月日:1993年12月24日
価格:9800円
ジャンル:RPG
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映像 | 音楽 | 快適性 &操作感 |
独自性 | 難易度・ バランス |
ボリューム | シナリオ | 総合評価 |
7 | 8 | 5 | 7 | 4 | 8 | 7 | 68 |
おぅ!良ひぞ! |
・システムはオーソドックスなドラクエタイプのRPGであり、奇をてらった作りでないため遊んでいて馴染みやすいのが利点。程良く「このシリーズならでは」の味付けもあり。変に奇抜さが無くて適度に個性もあるって意味では良い塩梅の味付け・アレンジと言えたのかも。 ・シナリオは桃太郎シリーズとしてはかなりシリアス寄り。変にギャグで話が逸れないって意味ではこっちの方が話に集中はしやすい気はする(まぁこの部分は完全に良し悪し・好みの問題ではあるが)。とは言え、シナリオでの直接的なギャグ要素は減ったがキャラ毎だとか個々の要素ではシリーズらしいコミカルさも一応は健在で、その点は安心感あり。 ・過去作同様、和風のBGMは心地良い作り。スーファミでは割と見られる「音源がショボい」って欠点も無く、聴き応えのある曲が多い。 ・↓で挙げとるように強弱・使い勝手のバランスが取れていたとは到底言えんとは思うものの、「RPGとしてはやたらと仲間になるキャラクターが多い」って部分で目新しく思えたのも確か。 |
イカンぞね。 |
・スーファミ円熟期のRPGとしてはやや前時代的な作りが目立つ。ユーザインタフェースの作りが大雑把でストレスを覚えやすく、フィールドでの移動速度も妙に遅い。ドラクエやFF等の先行したメジャーなRPGに比べると、どうもスキ多めの作りな点は惜しまれる。 ・「仲間の使えるor使えないの格差が妙に大きい」・「敵とのエンカウント率が高く、それぞれの敵がかなり強くキツキツ」など、バランス部分はかなり辛め・粗っぽい調整であり、ちょっと理不尽さが強いバランスなのは残念。『無理ゲー』って程ではなく何とかなる範囲ではあるのだが、常時かなりキツめなバランス取りかつ、結構ムラがあるように感じたモンではある。 ・過去の桃太郎シリーズと違って、シナリオとか雰囲気とかかなり暗めな点はちょっと好みが分かれるカモ。 ・昔のRPGではありがちではあったが、資金と経験値の稼ぎ作業が必要なバランスであり、次のエリアに進む前にミッチリと下準備が要るバランスなのは少々窮屈かつ水増し的色合いは感じられたりはしたかな。 |
感想でごじゃる。 |
スーファミにハードを移しての桃太郎シリーズの本編RPGの新作。 過去作と違ってギャグ的な色合いがかなり薄まって見た目に反して意外とシリアスな描写が多かったのが、当時としてもかなり意外に感じたりはしたなー。作り自体はドラクエタイプの無難かつオーソドックスなRPGで遊びやすかったと思うが、快適性・バランス部分はかなり粗っぽい感じであり、遊んでてストレスを感じやすい作りだったのは惜しまれる。 ハドソンがとっくの昔に潰れた今更言った所でどうしようもないが、ハドソンのゲームは「絶対1年で作れ」とか納期がやたらキツキツだったらしく、ゲームの規模が大きくなって来たスーファミだとかPS・64以降のハードに対応できなくなりつつあったよなァ…とか思ったりはする。もうちょっとね…開発規模・期間が伸びても丁寧に作品を仕上げていれば、実は潰れずに済んで……と思ったけど、資金調達先の拓銀の破綻が原因ならどのみちアウトだったかなァ。惜しまれる……(笑)。 |
掲載日:2020年11月10日
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