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スマッシュTV
メーカー:アスキー
開発:アクレイム、Beam Software
機種:スーパーファミコン
発売年月日:1992年3月27日
価格:7800円
ジャンル:シューティング(アクション)
映像 | 音楽 | 快適性 &操作感 |
独自性 | 難易度・ バランス |
ボリューム | 総合評価 |
7 | 7 | 8 | 8 | 4 | 6 | 76 |
FUUUU!! YOU'RE FANTASTIC!!(良いらしい) |
・十字キーで移動、コントローラ右側の4ボタン(ABXY)で押した方向にショット。四方八方から湧いてくる大量の敵をバババババババッ…と撃ちまくるのが爽快。随時フィールドに湧いて出るパワーアップアイテムを取って撃ちまくるのが実に楽しい。爆弾を散らす物、貫通ショットを撃てる物、一瞬無敵になる物など効果も多彩。通常ショットはパワー不足で敵の数に押し切られがちなので、いかにこれらアイテムを効率よく拾っていけるかがカギとなる。逃げ道を確保するようにルートを作りつつアイテムが消える前に拾う、ある種の戦略性もある。 ・「視聴者参加型のテレビ番組…なのだが、何でも持ち込みアリの殺し合いのサバイバルで最後まで生き残ると賞金が貰える」なる設定からしてアホ全開でいい。このテイストは実に美味しい。 ・2人同時で遊ぶことができるのが面白い。…というか2人で遊びでもしないと敵が1人に集中し過ぎて捌き切れず、死ぬ(苦笑)。 ・何十ものちんまいキャラクターと弾が画面中を覆い尽くすが処理落ちゼロなのは凄い。快適に激辛ゲームを堪能できるのは嬉しい。 |
F○CK YOU!!(いや、いかんだろう) |
・難易度が…クソ高い。難易度設定して簡単にしても難しい。何とか簡単でクリア…と思ったら簡単モードだと最初の面で打ち切り。先が見たいなら意地でもノーマル以上で遊べとな、こいつぁ厳しいなァ!!(特に昔の)洋ゲーにありがちな超絶難易度で気軽に楽しめないのはキツい。 ・ボスの攻撃が凄まじすぎて避けるのもままならず、また耐久性が異常にあるため、適当に撃ってて耐えてクリアなんてマグレは起こり得ず、数十分にも渡る長丁場の戦いを一瞬足りとも集中を切らさずに避け続け当て続けないとクリアはおぼつかない。…いやー、いくらなんでもしんど過ぎかと。 |
OHHH! NOISY! NOISY!(まったくもってうるさいけど感想) |
えー、何と申しますか、うむ、洋ゲーです。強い酒を水で一切割ってない手の強烈な洋ゲーです。とにかく強烈です。操作はシンプルでルールも『死なずに、殺せ』みたいな漢全開っぷりがナイス。 同時期のゲームとしては例の少ない内容だと思うが、ふと思うとこのゲームのシステム、最近の洋物のシューティングでよく見かける類の物。システム的には、最近割と出てる全方位に動けてで『左スティックで自機の移動、右スティックで全方位に攻撃』型シューティングの原型…とでも言えるような内容。うむー凄いな、スーパーファミコン(元はアーケードゲーらしいが)で既にジャンルとしては存在してた事になるわけだ! 合う合わないの差が大きい自分でも「これいいなぁ」って思ったのは、割と好みな全方位型シューティングに近い内容なのも関係してたかも。基本的には好みな内容だが、唯一、難易度が超絶に高く、とてもクリアできる気がしないのが難点。3面クリアくらいまでいった事があるが、それ以上はちょっとむり。イージーでも十分手応えあるんで、そちらでも全面遊べる作りなら良かったな。 まぁ色々と難もある内容ではあるが、個人的にはバカゲー全開っぷりのシュールな雰囲気とか結構好きだったりはします。 |
掲載日:2015年3月2日
更新日:2024年1月2日
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