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スーパードンキーコング
メーカー:任天堂
開発:レア社
機種:スーパーファミコン
発売年月日:1994年11月26日
価格:9800円
ジャンル:アクション(2D)
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何に使うか知らねぇけど この際樽でもどうぞ! |
映像 | 音楽 | 快適性 &操作感 |
独自性 | 難易度・ バランス |
ボリューム | 総合評価 |
10 | 9 | 8 | 8 | 8 | 8 | 87 |
うわ〜お!よいザマス。 |
・CGによって描かれたグラフィックと滑らかなアニメーション。これまでのゲームとは一線を画す表現技法は非常にインパクトが強かった。躍動感・透明感あふれる映像はスーパーファミコンのレベルを超越しているとさえ言える。 ・曲も良い。リズミカルで品質の高いサウンドもゲームを一層盛り上げている。雷雨などの環境音のみが前面に出てるステージもあったりして、演出としてなかなか凝ってるなーと思ったものではある。 ・ゲームのシステム自体は『スーパーマリオ』タイプのオーソドックスな2Dアクションゲームであり、遊びやすい。アクションゲームとして斬新さがあるかって言うとそうでもないが、挙動が素直で軽快なのでテンポ良く遊べる。 ・ゲームバランスも任天堂の監修が効いているのか洋ゲーにしてはマイルドな作りであり(一部鬼畜な箇所もあるが)じっくりとバランスが練りこまれており快適に遊べるのは良し。中盤辺りからはかなり難しくはなるが、ヘタレなわしでも全クリできる範囲なんで、大抵の人なら大丈夫だとは思う。 ・海外産ゲーながらキャラクターのデザインなどに変なアクとか無くて馴染み易いのは◎。後のレア社製のゲームだと結構アクの強いデザインの作品も多いのだが、本作の時点では任天堂のキャラであるドンキーコングを使っているお陰かそこまでヘンなクセの強さは感じず、うま〜くシャープさだけアピールできてると思う。 |
オ〜ウ、だめなのヨ。 |
・目が慣れた今ならなんて事は無いのだが、グラフィックがキレイすぎて穴や仕掛けが背景と馴染んでいて目が慣れないウチは接触判定があるのか無いのか分かりづらくて少々苦労はした。 ・電源を入れた後のロゴ→クランキーのデモが暫く飛ばせなくて長い。ロードのほぼ無いROMカートリッジのゲームの良さを潰しちゃってる感もあり。 ・セーブできるポイントが少ない。キャンディコングの所に到達するまでは一切セーブできず、マップによってはエリア後半になるまで一切セーブ不可能な事も。ここは少々不親切だと言わざるを得ず。 |
うっす、感想。 |
1990年台の時点では一旦廃れて懐かしキャラ枠になってた感のある『ドンキーコング』のリブート作品。任天堂社内の内製チームではなくイギリスのレア社が開発を担当しており、当時は珍しかったCGレンダリングによるツヤツヤなグラフィックでの復活。ぱっと見で分かる程の圧巻のグラフィックによるインパクトは相当強く、発売直後から相当人気になってたなーという印象であった。 個人的にも兎に角、あの超美麗グラフィックには当時度肝を抜かれたのを思い出す。海外製作のメーカーらしいちょっと尖ったデザインが良い意味で新鮮(オリジナル要素の増えた後継作品だとアクの強さも顔を出すものの)本作の時点では海外製ってのがうまーくマッチしてた印象。 ゲームの作り自体はオーソドックスな横スクロールアクションゲームであり、思った程の目新しさは無いが、バランスが整っていて遊び易いって点で敷居が低く、洋ゲーながら当時の子供でもしっかり遊べる内容になってたのが良かったと思う。 |
掲載日:2004年11月3日
更新日:2023年10月10日
映像 | 音楽 | 快適性 &操作感 |
独自性 | 難易度・ バランス |
ボリューム | 総合評価 |
10 | 9 | 7 | 8 | 8 | 8 | 91 |
ウホッ!良いところ…。 |
・何よりの評価点としては、グラフィックがとても綺麗。CGに起こしたものをドット絵として全て打ち直す事により、ゲーム中では全てドット絵で表現されているらしいが、まるでCGで動いているかのような美しさ。細部まで細かくヌルヌル動いていて凄い。 ・ゴリラのドンキーコングらしいジャングルを主に舞台とした世界観も独創的。新しく登場した敵味方キャラクター達も特徴的で、相棒ポジションのディディーコングや、ライバル関係のキングクルールなど、本作の時点でドンキーコングとしての新しい世界観が確立されている。 ・シンプルな操作ながらもプレイヤーの腕前がしっかり試され、アクションゲームとしての面白さはかなり楽しめる。パワー型のドンキーとスピード型のディディーと、性能が異なる二体を自然と使い分けていくシステムなのも面白い。 ・基本的なジャンプアクションだけでなく、トロッコやタル大砲を使ってコースを進めたり、アニマルフレンドに乗ってのステージ攻略など、アクション面での独特な仕様もいくつか見られる。 ・デビット・ワイズ氏の作曲による、ステージの雰囲気と合った音楽もなかなか魅力的。メロディーラインは弱めにしつつも突然の転調や独特の音使いの曲が多く、ステージごとにしっかり合わせたのであろうセンスが光る。 |
ウホホッ!?駄目なところ! |
・ゲーム起動時のオープニングがちょっと長い。他のゲームでは有りがちなスタートボタン長押しで飛ばせる等のテクニックもなく、毎回全て見る必要があるのが少し手間。 ・暗いステージだと背景や地形がどこまで繋がってるのか分かりにくいステージもあり、訳も分からず落ちてしまうモノがある。最近の液晶テレビならまだマシだが、当時のブラウン管テレビだと見辛いステージも結構あった。 |
ウホッ!いい感想……。 |
美麗なグラフィックや野性的な世界観など、アクションゲームとしてもまた違った方向での魅力が強い良作。技術的に凄いだけでなく、アクションゲームとしても中々作り込まれており、今もなお楽しめる面白さがある。 当時は任天堂の一キャラクター程度だったドンキーコングの出世作。ドンキーコングらしい野性的なジャングル等を舞台としたのもよくマッチしていて、ディディーコングやキングクルール等のキャラも本作が初登場。ドンキーコングがマリオシリーズとはまた別物のシリーズとして進化し始めたのは、本作から本格的に始まったと言えそう。 |
掲載日:2019年12月3日
シリーズ別一覧:ドンキーコング
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