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スーパードンキーコング3
謎のクレミス島

メーカー:任天堂
開発:レア社
機種:スーパーファミコン
発売年月日:1996年11月23日
価格:6800円
ジャンル:アクション(2D)


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SFC版 3DS版 WiiU版

ついでにバナナでもどうぞ。

執筆: アルツ社長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム 総合評価
8 7 8 6 7 8 75
プレイ時間…100〜120時間程度
※各項目は10点満点、総合評価は100点満点
ウッホウッホ!(※良いであろう)
・過去2作よりも難易度が更に上がり、過去のシリーズ作品よりやりごたえがある。コンプリートできた際の達成感もなかなか。

・正直なところ目が慣れてきてしまったせいなのかツヤツヤのテカテカのCGグラフィックも前2作ほどインパクトは無い。ただ、当時の次世代機だったプレイステーションやサターンのゲームに負けないグラフィックのクオリティは健在。

・前作までとは異なり、いつでも全体マップに戻る事ができるようになり、セーブしやすくなったのは地味ながらありがたい要素だったり(地の難易度が高めなだけに余計にね)。

・価格が6800円に下がり(前作までは9800円)、スーパーファミコンソフトとしては安めなのは嬉しい。ボリュームも十分。
ウ、ウキー!(※イカンと思う)
・敵キャラクターのデザインを中心に、比較的アクの少なかった前2作よりもかなり露骨に洋ゲーっぷり全開のクセの強いデザインになってしまったのは好みが分かれそうではある。配色も原色多用でかなりドギツいセンスだったりして、個人的にはちょっと残念に感じた部分ではある。レア社製のドンキーコング(SFC〜N64にかけて)はキャラクターを次々と使い捨てにしちゃってる感じだったのが、当時からしても勿体なくは感じたり。

・タイトルがドンキーコングなのに今回もドンキーコングを使えない。今回は前2作で出てきたディディーも使えない。マンネリ過ぎるのも困るけど、敵キャラもほぼ一新されており、馴染みのないキャラばっかなのもちょっとイヤかも。

・覚えゲー的色合いが濃い。基本的には死にゲーであり、後半ほどそのテイストが強まるので、ゲーム下手かつ根気の無い人には辛いかも。
ウホウホウホ(※感想であーる)
 ツヤツヤなCGで圧巻のグラフィックを実現した『スーパードンキーコング』の3作目。

 同じハードで同じ路線の3作目って事で、目新しさは薄れて来た印象。その上、前2作ではそれほど気にならなかったデザイン部分の露骨な洋物っぽさも鼻につく感じになってしまった点は残念。…とは言え、アクションゲームとしては相変わらず質は良く、高めの難易度ながらそこまで理不尽さが無いって意味ではやっぱり良く出来ていると感じられる内容ではある。

掲載日:2006年8月8日
更新日:2021年12月21日


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