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スーパーメトロイド
メーカー:任天堂
開発:任天堂開発第一部、インテリジェントシステムズ
機種:スーパーファミコン
発売年月日:1994年3月19日
価格:9800円
ジャンル:アクション(2D)
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バーチャルコンソール ミニスーファミ |
映像 | 音楽 | 快適性 &操作感 |
独自性 | 難易度・ バランス |
ボリューム | 総合評価 |
10 | 9 | 10 | 9 | 9 | 7 | 91 |
グレートぢゃ! |
・アクションゲームとしての出来の良さが光る。とにかく操作感が良好であり、単純に動かしていて気持ちが良い。(下記で触れているようにコントローラのボタンをフルに使うため慣れるまではかなりしんどいにせよ)このダイナミックかつ軽快なアクションは他の作品ではなかなか味わえない。前作まではどちらかと言えばトロくさい挙動のアクションだったが、本作はかなりスピーディでスタイリッシュな動きが可能になっている。走る・跳ぶ等のキビキビとした挙動に爽快感がある。射撃のアクションもより豪快さ・緻密さが増し、敵との戦闘も緊迫感のある内容になっている。 ・ハードのグラフィック性能の向上によりグラフィックやサウンドが大きく進化。熱気で揺らぐ空気やジメジメと湿った洞窟などの表現、敵キャラクターの動きからは少々グロテスクと言えるほどの質感さえも感じる。ドット絵もメインキャラであるサムス・アランから雑魚敵まで作り込まれた出来であり、動きも滑らか。映画的な表現の演出もあるが、あまりクド過ぎずテンポも阻害しない塩梅なのはナイス。BGMも映像部分と同様に暗い作風ではあるが、重厚感があって雰囲気を盛り上げてくれる良曲が揃う。 ・これまでのシリーズ作品には無かった現在地を示すマップ機能が付き、探索やセーブがスムーズに行なえるようになった。探索がメインとなるゲームだけにこの機能はありがたい。 ・前作『2』から続くベビーメトロイドがらみの物語。ベタな流れとも言えなくも無いけど、終盤あたりの展開はなかなかグッと来ますな。後のシリーズ作品と比べ、ムービーシーンで足を止められる事も無いんでクドさも感じないっていう意味で程よい物量の演出と言えそうな。 |
いやんいやん。 |
・難易度はかなり高く、「習うより慣れよ」を地で行く、ユーザを突き放した作りではある(ファミコン時代のゲームに比べれば幾分導線もしっかりしてて自キャラの性能も上がり、多少まろやかではあるが)。アクションゲーム好きの人以外には最初はかなり辛い内容かもしれん。 ・スーパーファミコンのコントローラのボタンをフルに使う操作ゆえ、思い通りに操作するのはなかなか難しい。ジャンプも細かい足場をピンポイントで渡って行く箇所が多く、なかなかハードではある。 ・周回プレイが基本の内容の割には、2周目以降でもデモ画面を飛ばせないのは少々不親切。 |
感想なり。 |
メトロイドシリーズの第3作にして、一旦の最終作品(以後、10年近く間が空く)。ハードをファミコン・ゲームボーイといった8bit機からスーパーファミコンに移しての新作となる。 任天堂のゲームとしては操作が複雑でハードルは高めと思うが、その完成度の高さは2Dアクションゲームの一つの頂点と言っても過言ではないかと。グラフィック・サウンドといった演出面からアクションゲームとしての手触り部分や練り込まれたゲームバランス等、京都の伝統工芸の職人達の圧倒的な作り込みによる究極の逸品って印象である。個人的にはメトロイドシリーズで一番好きな作品。これはたまらんですばい。 |
掲載日:2005年2月21日
更新日:2021年10月5日
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