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II
メーカー:カプコン
機種:スーパーファミコン
発売年月日:1994年6月25日
価格:10900円
ジャンル:アクション(格闘)


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3DS-VC版

スイッチさん版リメイク
(ウルトラストII)

執筆: アルツ社長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム 総合評価
8 9 8 7 8 7 80
プレイ時間…30〜40時間程度
※各項目は10点満点、総合評価は100点満点
デヤァ!トウッ!良いトコじゃあい!
・新キャラはどれもなかなか性能も外見も特徴的。特にキャミィなんか結構エロいデザインでウホッ(オヤジ全開)。16名のキャラクターはどれも個性が豊かで使い分けるのが楽しい。わしはどーしても投げキャラは使いこなせなかったが、まぁ対人戦ならダメならダメでしっかり楽しめるって意味では良く出来てたんじゃなかろーか。

・過去作に比べてキャラクター間のバランスが良くなり、不公平感が無くなったのは◎。このストIIシリーズ以降の格闘ゲームはカプコンにせよSNKやアークシステムワークス等にせよ、どんどん複雑化・高度化していって敷居が高まる一方であり、そういう意味ではシンプルさを残した最後の世代の格ゲーって言えるのかも。個人的にはこの辺くらいで精一杯かなァ、ついてけるの(ってヘタクソだからこのゲームの時点で大してついていけてなかったけどな!)。

・ROM容量の増加に伴い、順当にBGMやキャラボイスが豪華になったのは良い。
うーわっうーわっうーわっ…!(※イカンぞい)
・必殺技のコマンドや各ワザのモーションをはじめとして覚えるべき事柄が多く、しっかり突き詰めようとするとやっぱり敷居は低くない。

・ターボやダッシュの時よりは進化してるのは分かるんだが、それでもパッと見た目は元祖の『ストリートファイターII』からそんなに進化してない気がする。色々バランス面とか弄くられてるのは分かるにしても大枠部分は殆ど一緒なんで、やっぱ既視感があると申すか、新鮮さって意味ではあんまり感動は無かったかも。
感想でござる。
 元祖II→ダッシュ→ターボと続く『ストリートファイターII』の豪華版・決定版って色合いの濃い名作。内容としてはあんま代わり映えはしなかったんだが、それでも同じハードでの登場ながら、結構キレイになるトコはキレイになってたり、音がリッチになってたりで感動した記憶もある。

 わしにとっては小学生時代の思い出の作品の1つだったりもする。格ゲーが苦手なわしは、縮緬一味のペペロンチ〜ノたこまるやたこまるの兄、SIWOKARAらにボコボコにされたりしたいたものだが、不思議とそれなりに楽しめていた、って意味ではまぁそれはそれで良かったのかもしれぬ(苦笑)。

掲載日:2008年7月29日
更新日:2019年4月2日


執筆: こうちゃ関西営業所長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム 総合評価
8 8 7 7 7 8 78
プレイ時間…40時間程度
※各項目は10点満点、総合評価は100点満点
フッフッフ…良いぞ!!
・初代ストリートファイター2やストリートファイター2TURBOをベースに作られており、格ゲーとしての真髄を作り上げた前作までの面白さはそのまま、バランス調整や新規要素を追加した作品になっている。新たに増えた個性を使い分けながら、対戦を進めていく面白さを楽しむ事が出来る。

・新しく追加された4キャラも個性豊かでキャラが立っている。既存のキャラも一部のグラフィックが書き直されていて、濃すぎる見た目がマイルドに変化していて良かったと思う。

・細かいながらも良かったのが、ボイスの追加。敵に倒された時の声が男キャラは全て共通だったのは違和感が大きかったので、これを筆頭に新しく声が収録されたのは嬉しかった。新ステージの新曲もノリが良くてグッド。
オアーッ!!これはまずい!!
・基本的な内容は初代ストリートファイター2やストリートファイター2TURBOに追加要素やバランス調整を加えただけなので、一見した時の目新しさは少ない。

・キャラクター間のバランスの悪さは少なからず残っている印象。ザンギエフ等は相変わらず弱いままだなぁ…とは思った。
とくと見よ!感想だ!
 一対一の対戦でアツくなれる、伝説の格ゲー『ストリートファイター2』に追加要素を足して帰ってきた、と言える本作。細かなバランス面での不安定さはあるものの、一部の書き直されたグラフィックやボイスの追加など、初代やTURBOでは少し感じていた見た目の上での違和感は無くなってきたと思う。キャラクターを使い分けて戦うのが楽しく、自分も本作で友人と対戦を楽しんだ回数もそこそこ多い。

 ストリートファイター2はこの後にもハイパー等の本作を基準にリメイクや移植が作られているが、ストリートファイター2までに登場したこの基本的な16のキャラが最初に全て揃ったのは本作が初。後に続くストリートファイター2作品では、ゲージ制による特殊な必殺技の登場や、いわゆる隠しボスとして出てくる『豪鬼』の登場など、またシリーズとしては重要になってくるシステムの追加が増えていく。古典的なストリートファイター2、という区切りで言えば、本作が一つの節目なようにも感じた。

掲載日:2019年4月2日


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