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デイトナUSA
メーカー:セガ・エンタープライゼス
機種:セガサターン
発売年月日:1995年4月1日
価格:5800円
ジャンル:レース


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執筆: アルツ社長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム 総合評価
7 8 7 8 7 6 75
プレイ時間…20〜30時間程度
※各項目は10点満点、総合評価は100点満点
よかばってん。
・挙動は比較的ゲーム寄りでそんなに複雑な操作は要らないように感じる。個人的にはリアルな挙動云々よりもいかに気持ちよく走れるかを重要視するので、この部分は好みに合ってて◎。手軽かつ爽快感のある挙動で、この点では敷居は低めか。

・アーケード→セガサターンへの移植にあたって色々とスケールダウンしてる割には気持ちよく走れる。削っても大丈夫なところとそうでないところを開発者がちゃんと認識してる証、かな?…とは思う。

・アーケード版と違って、残り時間を気にせず走るモードが用意されてる点は嬉しい。

・逆走すると専用の実況が入ったり、ゲームを進めていくと馬に乗れたり、微妙にアホくささもあるのが個人的には好き。

・ボーカル入りのBGMが妙にアツい。
イカンですきに。
・セガサターンなる3D表示が苦手なハードにしては頑張ってた部類だと思うけど、同世代の他ゲーム機のメジャー作品と比べると見劣りするのは否めん印象。特にフレーム数の低さが遊んでて少々気になるし、ポップアップする地形表示が多い点ももうちょい巧く誤魔化して欲しかったところ。

・セガのレースゲームの伝統ではあるが、制限時間が妙に厳しく難易度が高いため、気を抜くと速攻でゲームオーバーになってしまう。敵COMマシンも低難度のコースからして速く、気軽に遊べないのが残念(アーケード版と違い難易度はかなりいじる事はできるのだが、そこまで簡単にはならんのであんまレースゲームに慣れてない人にゃ向かんと思う)。

・PS1やサターン初期のレースゲームとしてはごく普通だったとは思うが、今の基準で言えばアッサリ気味でコース数も少なく、ボリュームはそんなにある方でも無い。
感想じゃぞ。
 一世を風靡した3Dポリゴンレースゲームの家庭用移植版で、『バーチャレーシング』の実質的な後継作品にあたるゲーム。
 当時人気だったアーケード版からの移植ではあるが色々な面でショボくなってる感じではあるのだが、そんな部分を気にせず走れたのはアレンジ具合が良かった証なんでしょうな。この当時のレースゲームらしく高難度でボリュームもそれほどでは無いのだが、たまに引っ張り出して遊びたくなる魅力があるゲームだと思う。

掲載日:2010年7月10日
更新日:2021年8月24日


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