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ZERO RACERS
メーカー:任天堂
開発:任天堂開発一部
機種:バーチャルボーイ
発売年月日:発売中止(1996年、後にSwitchで2026/8/4に配信開始)
ジャンル:レース


執筆: アルツ社長  (暫定評価)

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム 総合評価
7 6 6 9 6 7 67
プレイ時間…3〜4時間程度
※各項目は10点満点、総合評価は100点満点
よひ!よひぞ!!
・それほど性能が良かったと思えないバーチャルボーイでのフル3Dのレースゲームって事で、遊ぶ前は「フレームレートも大して出てなくてガクガクで滑らかさは無いんだろうなァ」(→スーファミで特殊チップを搭載して実現したポリゴンゲー『スターフォックス』とか『ワイルドトラックス』に近い感じ、もしくは同じバーチャルボーイで言えば任天堂作品ではないがT&Eソフトの『レッドアラーム』に近い感じ)って予想していたのだが、思いの外滑らかでスピード感もあり、没入感・スリルはなかなかのレベルかと。この部分は正直、予想以上だった。

・下記の通りレース中のBGMが無いのが残念だが、効果音やレース以外では鳴るBGMは立体感を感じられて出来は良いとは思う。

・操作の時点でかなり難易度が高い事を考慮してか、ユルい難易度のCOMマシンは相当速度抑えめで走ってくれてる(=相応に手加減はしてくれてる)感じではある。
イカンぞな。
・通常のレースゲームの左右へのハンドル操作に加えて、上下にも移動を求められる。また挙動もかなりクセが強く、旋回速度は全体的に早すぎて微調整が行いづらく、壁にぶつかった時の反動もやたらと大きいため連続でダメージを受けやすいのもキツい。ただでさえ難しめだったF-ZERO本編よりも二回り以上難しいかもしんない。もうちょっと操作部分の敷居は下げてくれても良かった気もする。

・F-ZEROシリーズと言えばBGMのカッコよさも特長だったと思うが、本作は3Dの処理部分で負担が重いせいかレース中は効果音のみでBGMが無いのが物足りないと言えば物足りない。
感想だ〜よ。
 バーチャルボーイで発売予定ながらもハードの売上不振で発売に至らなかったF-ZEROのバーチャルボーイ版(当時の雑誌だと『G-ZERO』という仮称で呼ばれていたりもした→当サイト別コーナーのF-ZERO攻略ページでも扱ってるんでよろしかったらそちらもどうぞ♪)。
 ワイヤーフレームで表現された3D空間でのレースゲームで、基本的なシステムはスーファミ版のF-ZEROをベースにしているものの、マシンは宙に浮いており、1998年のニンテンドウ64『F-ZERO X』(=そちらはワイヤーフレームでなくフルポリゴン)に先駆けてフル3D化を実現し、左右の移動に加えて上昇・下降も可能になっている。

 ファミコン初期〜中期のゲームにほんのり立体感を加えただけのゲームが多かった任天堂製のバーチャルボーイ作品としてはかなり力が入ってる内容に思えるだけに、1995〜96年当時に発売しなかったのが今更ながら勿体なかったなァと感じられるクオリティはある。一方で操作がやたらと複雑で難しく、F-ZEROに慣れてるわしでも経験がほぼ活きないくらい敷居は高い印象。思ってたよりはスリルがあって楽しいけど、ただでさえだいぶ難しめだった他のF-ZERO以上に操作難易度がやたらと高いんで、その部分だけで「あぁオレにはムリだ」ってユーザ層の足切りしちゃってる部分はあるかもしんない…。
 遊ぶ前の予想よりは本格的な内容であり相応に面白さもあるのだが、やたらと難易度が高めな部分はヨボヨボ化が進む今のわしには結構ツライかもしれん。やー、体力も気力もあった若い頃に遊びたかったなー、ホント(苦笑)。

掲載日:2026年8月11日


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