エキサイト猛マシン
メーカー:任天堂
開発:モンスターゲームス
機種:Wii
発売年月日:2011年8月(非売品・クラブニンテンドー景品)
ジャンル:レース


広告(良かったら買ってくれぃ)

執筆: アルツ社長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム 総合評価
6 7 7 9 7 6 76
プレイ時間…10時間程度
※各項目は10点満点、総合評価は100点満点
ヨイノダ・マジデ大統領(※よいとこ
・基本的なシステムはWii初期の良作『エキサイトトラック』を踏襲。よりギミックに特化した内容となっている。そちらさんよりも一層豪快で割り切った作りが味と言えば味。下に書いたように行き過ぎたギミック路線が少々クドいのだが、このゲームで味わえる爽快感は独特でクセになる中毒性があるのもまた確か。

・見た目のチープさに反して、スピード感はかなりのレベルで、見た目通りの豪快さもあって、走る楽しみって意味では他では感じられない爽快感の味わえる作り。モロに色物路線ではあるが、割り切ってそちらに暴走した作りかね。「リアルではないゲームならではのレースゲーム」ってのをとことん突き詰めた作品とは言える。

・虫などをイメージしたマシンデザインはやたらカラフルで、良く言えばオモチャ的なユニークさがある。
アイヤ・ダメナンデス外相(※いかんとこ
・あまりにも色物的な色彩が濃く、前面に出すぎたギミック路線がハッキリ言ってクドい。レースの途中でパワーを溜めると称して何度もリモコンを振る操作を強要されるたり、「これって、そこまでする必要ある?」ってデザインではある。Wiiリモコンを振るだの回すだのやたらフリフリ操作を強要されるギミック全開っぷりが、個人的にはちょっと行き過ぎた感もあり、そして疲れる作りでもある。

・海外メーカ製作の物を景品として日本でも展開しているわけだが、日本語の訳が明らかに直訳過ぎ。違和感全開のローカライズがやっつけ。いくらカネかけられないって言っても、もうちょっとマトモに翻訳してくれてもいい気はする。

・グラフィックはWiiにおいても平均以下のクオリティか。少なくとも綺麗さは感じない。

・一番の欠点は完成度の高さに反して普通に売られてない事かも…。
スナワティ・コレ感想相(※感想である
 Wii初期の良作『エキサイトトラック』の実質的な続編にあたる作品。
 少々行き過ぎた感のあるクドい味付けのギミック路線は改善の余地はあるとは思うが、デザインとしては凄く割り切っており、『TVゲームならではのユニークなレースゲーム』路線をとことん行く内容かと思う。万人ウケする内容とは思わんが、この破天荒さ・豪快さは他ではなかなか味わえない。

 …とは言うものの、一般販売されず、クラブニンテンドーのサービスも終了。普通に新品で入手する方法がまず無いのが欠点。まぁ、普通に中古で2000円くらい出せば買えるとは思うので、気になった方は是非どーぞ。

掲載日:2016年8月15日


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