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GT Pro series
メーカー：MTO
機種：Wii
発売年月日：2007年1月11日
価格：6090円
ジャンル：レース
| 映像 | 音楽 | 快適性 ＆操作感 |
独自性 | 難易度・ バランス |
ボリューム | 総合評価 |
| 3 | 4 | 5 | 4 | 5 | 5 | 44 |
| グゥレイト！ワンダホー！ |
| ・車種が豊富で車に詳しくないわしでも結構見知ったモノがチョイスできるのは嬉しい。軽自動車からお高いモノまで幅広く用意されてる点は好感が持てる。 ・スタート直後に前の方がスゴイ加速で画面外に消えて結局一画面に表示される車が数台だけ、と言うゲームが少なくない中、一度に表示される車の台数が多い点は評価できる。 ・この手のジャンルは当然のようにレース前に10秒以上の読み込みが入ることが多いんで、ロード時間が短め（3〜4秒程度）な点は長所として挙げていい。 |
| アイヤー！イカンある！ |
| ・グラフィックが非常に汚くて見栄えが悪い。車も背景の地形もポリゴン剥き出しで、色使いも原色をべたーっとそのまんま塗りたくった感じであり、質感もクソも無い無粋で粗いグラフィックがキツい。描画方式は輪郭線を強調して内側をベタ塗りするトゥーンレンダリング形式を採用しているけど、前述の通り質感が犠牲になっており、そこを犠牲にしてまでこの方式を採用したメリットが感じられない。公式HP見に行ったら、これゲームキューブで出た作品の焼き直しなそうだが、ゲームキューブのソフトとして見てもグラフィックのレベルは相当低い。わしゃそこまでグラフィックにこだわる人間じゃないとは思うが、ここまでマイナス方向に突き抜けてるとちょっとしんどいな、と。 ・Wiiリモコンに操作を変更しただけの物にしては定価が高い。任天堂の「Wiiであそぶ」系作品だと3800円だからね。このソフトも内容的にはその辺りの価格帯が妥当ではないか？ ・BGMがチャカチャカと妙に軽くて安っぽい感じ。あと、効果音もなんかノイズがかかった感じでリアルさに欠ける。映像だけでなくてサウンド部分も品質がねー…。 ・操作した感覚が妙にヌルヌルした感じで気持ち悪い。個人的には操作してて左右の急な切り返しがすごくやり辛く感じた。一旦曲がり始めるとその方向にグニャっと大きく曲がってしまい、逆方向への反応が極度に鈍くなるクセがあるのが気になる点。 ・コース数が少なくてボリューム面で難あり。あと、初級レベルとその次の段階の間の難易度の差があり過ぎ。どのような操作方法・テクニックが必要だとか等、レクチャーの類が用意されておらず、ユーザーに丸投げ。これまでに無い特殊な操作なのだから、その辺はもう少し考慮されてても良かったのではないか？…ということでバランス面も失格。 ・無暗やたらとコントローラを強く振動させるの、電池ばっか食うし意味ないからやめてもらえませんかねェ？ |
| 感想やで。おやっさん。 |
| 実写系でリモコン傾けによる体感操作を組み合わせたレースゲームだが、この作品のグラフィックの酷さはちょっと耐えがたい。「ゲームの面白さは映像だけではない」とは常日頃思ってるが、それと同時に「レースゲームにおけるグラフィックの重要さ」もまた痛感させられる内容だった。 この作品の場合、映像面の酷さが際立っていたが、その他の部分（サウンド面やシステム周り）もあまり良い出来とは感じられず。操作面においてもどこか気持ち悪さがあり、同じリモコン横持ち系レースの『エキサイトトラック』や『マリオカート』等と比較すると操作性の良し悪しにおいて雲泥の差がある感は否めず（まぁ、天下の任天堂の作品と比較するのは酷かもしれんがね）。 安く売っていたから手を出してみたが、あまり得をしたとも思えず。クソゲーって言う程酷い内容じゃないけど、ユーザーを感動させる内容にも程遠いのもまた確か。 |
掲載日：2010年3月25日
更新日：2023年10月24日
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