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朧村正
メーカー:マーベラスエンターテイメント
機種:Wii
発売年月日:2009年4月9日
価格:7140円
ジャンル:アクションRPG(2D・横スクロール)


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Wii版 PSVita版
 
日本刀でサムライ気分!
(模造刀だけど人に振り回さないでネ)

執筆: アルツ社長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム シナリオ 総合評価
9 6 6 7 5 5 6 63
プレイ時間…10〜15時間程度
※各項目は10点満点、総合評価は100点満点
よかですたい。
・和風のグラフィックはかなり独特の味わい。キャラのアニメも非常に滑らかで細かく書き込んであり美しい。2Dながら背景も奥行きが感じられる多重スクロール。遠景もしっかり描き込んであり、隙が無い。でっかいボス級の敵も良い意味で不気味で◎。

・サクサクと動くアクションが良い塩梅。スピーディーな戦闘を楽しめる。腕前に合わせて難易度を調整できるのも良し。

・難易度が幅広く用意されているので、あさっと遊んでシナリオだけ楽しむのも、じっくり手強い敵と戦うのも可能で、腕前やら好みやらに合わせて調整できるのは良い。

・テキストの類に結構毒があって面白い。
だめですばい。
・戦闘はただボタン連打して戦ってる感が強い。低難度の方ですら敵の体力がかなり高く、ムダに足止めされる感じがするのは残念かも。高難度だと連打じゃ勝てないが、テクニカルってよか単純にタイミングの見切りの問題っぽい感じで、やはり単調さは否めず。

・ステージはやたらと平坦だし景色も似たようなものが多い。無駄に移動してるだけの時間が長くて水増し感があるのが残念。道中、もう一工夫ほしかったところ。思ったよりもちょっと内容が薄味な感じが終始付きまとう感じがする。それでいて物量自体も正直それほどでもなく、すぐ終わってしまう感じ。

・音楽は和風でいい響きだが、曲自体はそんなに印象に残る感じではないかも。
感想なり。
 ヴァニラウェア製のアクションRPG。同社の他のタイトルと同様にドット絵の出来が良くヌルヌル動いて流石の出来。
 ただ、世間様では良作的な扱いの事が多いと感じる一方、わしとしてはどうも戦闘の単調さだとか、移動の退屈さだとか、どうもね…楽しめたかって言うとそれほどでもない。単純なボリューム量も今ひとつ。見栄えはとことん良いけど正直ソレだけであって、ゲームとしては凡作〜佳作止まりって印象が強い。素材としては面白い内容だと思うし、描き込まれた2Dグラフィックも美しいだけに惜しい。その意味では勿体ない感じではあった。

掲載日:2011年3月14日
更新日:2021年7月27日


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