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シムシティクリエイター
メーカー:エレクトロニック・アーツ
機種:Wii
発売年月日:2008年9月25日
価格:6090円
ジャンル:シミュレーション(都市育成)
映像 | 音楽 | 快適性 &操作感 |
独自性 | 難易度・ バランス |
ボリューム | 総合評価 |
6 | 6 | 4 | 5 | 5 | 6 | 56 |
市長!良い報告です!(良いとこ) |
・PC向けがメインで家庭用であんまり展開してくれないシムシティシリーズがゲーム機で遊べる。これが地味ながら嬉しかったものではある。 ・これまでスーパーファミコンやプレイステーションでは都市が成長するに従って処理が重くなってストレスが溜まったものだが、Wiiあたりの性能になればどうやら十分らしい。同世代の機種に比べると性能の低いWiiではあったが、本作では特に重くて不快な思いをした、ということは無かった。 ・PC版よりやるべきことが簡略化されてるので、多少はとっつきが良い(それでも覚えるべき必須項目は多いが)。 |
市長、問題発生です!(イカンとこ) |
・Wiiリモコンでの操作が非常にやりにくい。区画(住居・商業・工業)を設定するのに、いちいちWiiリモコンでポインティングするのが物凄く面倒(ポインティングって腕の移動距離が長いんで、そんな頻繁な使用には向かんと思うのだが…)。そして、道路を真っ直ぐの直線で引くのが物凄く困難(曲がると区画を余計に消費してその分土地を無駄にするとか、コストが高くなったりするなど、メリットが無い)。水道や地下鉄はグリッドに対し真っ直ぐ引けるから、道路に対してもそれを対応させてほしかったが。とりあえず、この作品の操作よか普通に十字キーとボタンでやった方が遊びやすい。最低でも通常のボタン操作との選択式にすべきだったと思うが。 ・ロードが多い&長いのがクセモノ。何をするにもワンテンポ挟まるため、快適に遊べないのが結構なストレスに感じる。ゲーム再開時の街の読み込みが尋常でなく長いのも家庭用シムシティの伝統通り。セーブデータ容量がやたらデカいのも難点かと(Wii本体の記憶保存用メモリ容量が少ないので地味にキツい)。 ・シナリオモードは制限がキツくて正直手に負えず。結局一番面白いのは資金が豊富に用意された「フリーモード」だったりする。一段階上がるとカネのやりくりに非常に苦労する(余計な施設を建てようものなら、即刻赤字に転落する等)。過去の家庭用シムシティと比べても妙にキツキツに感じる。バランス面はもうちょっと大らかでも良かった気が。 |
市長「感想である!」 |
都市育成シミュレーションの『シムシティ』シリーズのWii版。今までの家庭用のだと、処理能力が欠けてて画面処理が重くなったりするなどの欠点が解消されているのが嬉しい。 …のだが、問題は操作面。Wiiリモコンのポインティング機能を使った操作しかできないので、細かいグリッドを指定していく作業が物凄く苦痛。グネグネ曲がった道路も作れるが、コストがかかるだけで意味が無いので結局直線でいいじゃん、という結論に落ち着く。しかし、キッチリ直線に道路を敷く、というのがかなり困難だったりするのがイライラしたり。ロードも頻繁だし1回あたりの時間が長いのも気分が悪い。 個人的にはシナリオモードは妙に制限が多くて遊んでてしんどさばっかり感じるバランスに思えた。一番楽しめるのは資金が豊富なフリーモードのチートモードだったという…。どうも過去の家庭用作品と比べて難易度の調整がキツめと申すか、なんか極端なのよねー。 結局の所、「ゲーム機でシムシティが遊べて嬉しい!」と飛びついたのはよろしいが、よーく考えてみると、Wii版ならではの長所ってこれと言って感じられなかったりも。これなら素直にPC版選んだ方が良いかもしんない。もしくは、本家EAさん直々にシムシティの過去作である『3000』か『4DX』あたりを現行のゲーム機に移植してくんないかなァ?大昔のやつの移植なら性能が足りないってならんと思うのだが…(笑)。あ、最近のやつはあんま良い評判聞かんので要らんですよ、EAさん!(←ひでぇ言い方) |
掲載日:2010年5月1日
更新日:2021年8月17日
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