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スーパーマリオ3Dワールド
メーカー:任天堂
開発:任天堂東京制作部
機種:WiiU
発売年月日:2013年11月21日
価格:5985円
ジャンル:アクション(3D)
映像 | 音楽 | 快適性 &操作感 |
独自性 | 難易度・ バランス |
ボリューム | 総合評価 |
10 | 9 | 8 | 8 | 10 | 8 | 88 |
イーヤッフー!ハハー!(良ひあるね) |
・ステージ毎の仕掛けに流用が無く、とにかく見た目にも感覚的にも行くとこ行くとこで驚きや楽しさが感じられる作り。もてなし感が半端ネェぜ!また、仕掛けだとかグラフィック全般においていい意味で毒がある。 ・基本的には3DS『3Dランド』の延長上にある作りだが、解像度が高くなった以外にも恩恵が感じられ、それなりに新鮮味も感じられる作りなのは◎。 ・全体的な難易度は『3Dランド』よりかなりマイルドになっており、遊びやすい。使用可能なコントローラもゲームパッド(タブコンね)、Proコン、リモコンなど好みの物から選ぶことができるのも親切。 ・本流マリオではFC『マリオUSA』以来の、3Dマリオとしてはシリーズ通して初のプレイヤーを選べるスタイル。初期で選択可能なのはバランスのマリオ、ジャンプのルイージ、空中浮遊のピーチ、スピード型のキノピオの4名(追加でジャンプ性能に優れてその場スピン攻撃も可能なロゼッタも加わる)。それぞれのキャラが立っているため、同じステージでも違うキャラでまた楽しむ余地がある。また、今まで被りモノ系の変身とあんまり縁が無かったピーチとキノピオの変身姿がなかなか味わい深い。 ・東京制作のマリオではお馴染みとなった生演奏/オーケストラサウンドだが、今回は輪をかけてまた豪華。特殊な構成の楽曲も多く、耳でも楽しめる作りはまた健在。 ・セーブはコースクリア毎に自動でやってくれるのはありがたい。マリオシリーズだと、割と最近のでも「砦・城をクリアしないとセーブ不可」とか変な制限を課している物があるけど、不親切なのはイラつくだけなんで、今回みたいな方が個人的にはありがたい。 |
マンマ・ミーア。(よろしくない) |
・かなりカメラが引いた視点かつ、プレイヤーキャラの移動が遅めな事もあり、挙動は3Dマリオの中では若干トロくさい感じではある。プレイヤーとカメラが常に平行の位置にある、影が真下に付くなど配慮はあるけど、立体視があった『3Dランド』よりは距離感を把握し辛い。 ・色々とコントローラが選べるのは親切だけども、リモコン横持ちだとアナログ入力できないので、プレイヤーの移動において45度刻みでしか動けない等、かなり制約を受ける感じなのは否めず。まー、今の段階でProコン複数持ってるとか余程じゃないと居ないだろうと思われますんで、まぁリモコン一個で遊べる配慮はありがたいですが。 ・コントローラ周りで遊んでいて湧いてきた欠点が一つ。「WiiUゲームパッドでしか遊べない」と警告が出て他のコントローラが弾かれる地点がチラホラ…。でもさぁ、“障子をタッチする”とか“敵や仕掛けをタッチして止める”とかはWii『ギャラクシー』二作でWiiリモコンのポインティング使用で既に出来てたのに、わざわざ警告を出すと言う洗練されてなさが残念に思える。DSのタッチパネル強制に始まる、他の操作で代用できるのにゲーム側でそれを弾くって仕様が個人的には気に入らない要素ではある。 |
イッツミー、ザ……感想なり。 |
うむ!面白い!東京制作部の3Dマリオはいつもやってくれますな!!2Dマリオが3DS『2』→WiiU『U』と暫くWii版のバージョンアップに留まってるのに反し、東京の3D系は作品ごとに確実に前進しているのが分かる作りになってると思えるのがよろしい。バランスも操作性も演出も流石の出来で大きな不満点はほぼ無いと言って良いが、唯一、他の操作で代用できそうなのにムリヤリWiiUゲームパッドの使用を強制してくる箇所があるなど、快適性の部分においては改善の余地はあると思えた。 WiiUのソフトに関して今更ながら欲を言えば、「ハード発売から約1年経ってようやくWiiUでどっかり遊べる本格派のゲームが出た」と言った印象であり、本来ならこれくらいの作品をハード発売と同時に出して欲しかったところではあった。 |
掲載日:2013年12月2日
更新日:2022年7月5日
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